ブックマーク / dennou-kurage.hatenablog.com (12)

  • コピー取りやオフィス掃除みたいな「下積み」っていつ役に立つの? - 脱社畜ブログ

    以下の記事を読んで。 ホリエモンが指摘する「下積み原理主義」に大変共感する件: ihayato.書店 http://www.ikedahayato.com/20131218/1652188.html 「下積み原理主義」とは非常に上手い。仰るとおり、日社会では「下積み」が必要以上に強調されすぎている。新卒で入社した若者に対する「まずは3年…」という定番の説教にはじまって、とにかく若いうちは修行に徹しろ、というアドバイスは非常に多い。 勘違いされそうなので念のために言っておくと、僕は下積みを全否定しているわけではない。会社員をすることでしか、得られない経験は当然あるだろう。そういう経験を積まないと自分がやりたいことができないと思うのだったら、自信がつくまで思う存分、下積みをすればいいと思う(ただし、下積みをしてたら人生が終わってしまった、とかいうことにだけはならないように)。 基的に、この

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    nanaoku 2013/12/19
  • 「壊れにくい部品が欲しい」という悪魔の発想 - 脱社畜ブログ

    以下の記事。もう、どうしようもないぐらいに酷い記事である。 採用者の「メンタルヘルス」状態 どうやったら見破れる? http://www.j-cast.com/kaisha/2013/05/24175791.html 職場環境の問題を、完全に労働者個人の問題に転嫁しようとしている。「数年前に採用した中途採用者の中から、メンタルヘルス不調者が続出したことがある」ということを受けて、「採用した奴が悪かった」という発想をしていてはろくなことにはならない。 この記事は、ウェブ上ではかろうじて「酷い記事」の扱いを受けているものの、実際の職場だと当にこんな温度感で採用が行われていたりするから世も末である。件は「メンタルヘルス」を問題にしているが、僕は一般的によく言われている「ストレス耐性が高い人がほしい」というのも程度問題でベクトルは完全に一緒の考え方であると思っている。根底にあるのは、「壊れにく

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    nanaoku 2013/05/26
  • 仕事を通じて成長なんてしなくていい - 脱社畜ブログ

    なぜか、仕事と成長はセットで語られることが多い。学生の頃、冷やかしで就活セミナーのようなものに一回行ったことがあるのだけど(詳しくはこちら参照)、その時講師を勤めていた戦略コンサルタントは「人は仕事を通じて一番成長するんだ」という話をしていたし、Amazonで「仕事 成長」というキーワードで検索をするとそういった内容のが山ほど出てくる。先日話題になったユニクロ柳井正会長のインタビュー記事では、「人間は、仕事以外で成長する方法はないんですから」とまるでそれが普遍の真理であるかのように語られていて、怖い気持ちにすらなった。 僕はそもそも成長なんて無理にしなくていいと思っているのだけど、仮に成長する必要があったとしても、それを仕事内で行う必然性はないと思っている。成長と仕事が必ずセットで語られるのは正直ちょっと変だ。これらがセットでなければいけない論理的必然性はないし、もっと言うと、仕事で成長

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    nanaoku 2013/04/20
  • 「頑張れない」という個性 - 脱社畜ブログ

    運動神経がいいとか、容姿が端麗であるとか、こういった性質は一般的にはその人の「個性」として捉えられる。「才能」と言い換えてもいい。こういった「個性」や「才能」は、基的には生まれながらのものと考えられていて、例えば運動神経が悪い人が突然運動神経がよくなったりは基的にはしないし、これについてはみんなそういうものだと受け入れている。世の中には運動が得意な人もいれば苦手な人もいることは当然で、例えば運動音痴の人に対して「なんでお前はプロ野球選手のように上手いプレーができないんだ、けしからん」とは普通は言わない。 このように、運動神経や容姿のような「誰が見ても生まれつきのもの」については、その能力を持っていなかったとしても、それについて強く批難されることは基的にはない。生まれつきなのだから、責めたところでどうしようもない。中にはこういった生まれつきのものさえも批難の対象にする人がいるけど、そう

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    nanaoku 2013/03/23
  • 経済合理的に行動することが、なぜ批難されなければならないのか - 脱社畜ブログ

    埼玉県の公立学校教員110名が、退職手当減額の前にかけこみ退職を希望しているそうである。そのうち30名は学級担任のようで、埼玉県知事はこれについて「2か月も残して辞めるのは無責任のそしりを受けてもやむを得ない」と批難しているとのことだ。 退職金減額前に教職員大量退職 http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130122/k10014967521000.html 教員駆け込み退職希望、30人は学級担任…埼玉 http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20130123-OYT1T00015.htm 退職金少しでも多く… 教諭の駆け込み退職続々 埼玉 http://www.asahi.com/national/update/0122/TKY201301210540.html ニュースによると、1月末に退職に踏み切れば、受け取れない2

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    nanaoku 2013/01/25
  • 「体罰」に教育的な効果はない - 脱社畜ブログ

    大阪市立桜宮高校バスケットボール部の男子高校生が、体罰を苦に自殺するという非常に残念な事件が起きた。このことがきっかけで、ネット上では「体罰」について様々な意見が飛び交っている。内容は体罰を完全否定するもの、基的には否定するものの体罰が必要な場合もありうると考えるもの、そして例のごとく「自分たちのころはもっと酷かった」と負の連鎖を強要するものなどなど、多様である。 桑田真澄さん“体罰では強くならない” NHKニュース http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130111/k10014748731000.html 小倉智昭は体罰容認派?「目つぶってもいいんじゃないというのもある」 http://www.j-cast.com/tv/2013/01/11160950.html 高2自殺 厳しい意見の一方、擁護する声も - Yahoo!ニュース http://head

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    nanaoku 2013/01/13
  • 社員に「ストレス耐性」を求めるのは人道に反する - 脱社畜ブログ

    社員を採用する際に、求める能力として「ストレス耐性」を掲げる会社も少なくない。酷い場合になるとこのストレス耐性を見ると称してとんでもない圧迫面接が行われることもある。 僕は、この「ストレス耐性」というものを仕事の適性として挙げてくる会社はどうも信用がならないと思っている。社員に「ストレス耐性」を求めるということは、その会社における仕事は言うまでもなくストレスがたまりやすいものなのであろう。僕が問題だと思うのは、この「ストレスがたまりやすい職場環境」という課題に対して、なるべくストレスを感じなくてよくなるように環境改善をするという方向に課題解決をしようとするのではなく、ストレスを感じにくい人を雇う方向で課題解決をしようとしていることだ。従業員の負担を減らすという意識は全くなく、そこにあるのは「壊れにくい部品が欲しい」という人を人とも思わないような思想である。 そもそも、この「ストレス耐性があ

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    nanaoku 2013/01/08
  • 「コミュニケーション能力」と十把一絡げに捉えることの弊害 - 脱社畜ブログ

    就職活動において、企業が学生に求める能力の定番に、「コミュニケーション能力」がある。経団連の実施した「新卒採用(2012年4月入社対象)に関するアンケート調査結果」によると、企業が採用選考時に重視する要素の第1位は 、9 年連続で「コミュニケーション能力」だったそうだ。多くの企業が、採用において学生に「コミュニケーション能力」を要求しているということがわかる。 経団連:新卒採用(2012年4月入社対象)に関するアンケート調査結果の概要 http://www.keidanren.or.jp/policy/2012/058.html 学生側にも、コミュニケーション能力をアピールしなければならない、という意識はあるようで、「サークルのリーダーとして云々」、「アルバイトにおいて云々」、「学生団体を立ちあげて云々」などなど、ありとあらゆる方法で自分にコミュニケーション能力があることをアピールしようと

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    nanaoku 2013/01/08
  • 「苦労」は過大評価されている - 脱社畜ブログ

    「若い時の苦労は買ってでもしろ」という諺があるように、若いうちはとにかく苦労をしなければダメだ、というアドバイスをしてくる人がいる。主に、年配の方に多いように思う。これは、日の典型的サラリーマンの価値観にはよく合致しているようで、若いうちに苦労することを嫌がったりするヤツはけしからん、俺が若い頃はもっと大変だった、でも苦労したおかげで今の俺がある、という説教はもはや老害テンプレ表現の域にまで達している。 僕は、この「苦労は尊い、若いうちに苦労することは意味がある」という主張には真っ向から反対したい。僕は「苦労」は過大評価されていると思っている。苦労なんてしないほうがいいに決まっている。避けられるなら避けられたほうがいい。 僕がなぜこんなことを書くのかというと、「若い時に自分が苦労したことなので、相手も同じ苦労をすればいい」という考えでは、何ら進歩がないと思うからだ。自分が昔苦労したことで

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    nanaoku 2012/12/30
  • 給与・待遇に比例しない責任がなぜ正当化されるのか - 脱社畜ブログ

    数日前に話題になった、ヨーカ堂の「正社員半減」に関するニュースを読んでいたら、そのあまりにも酷い中身に腹が立ってきた。 ヨーカ堂「正社員半減」の挑戦 パートに託す命運 http://www.nikkei.com/article/DGXNASFK1902K_Z11C12A2000000/?dg=1 ヨーカ堂のやっていることは、単なる業績悪化に伴う人件費削減にすぎないのだが、それがまるで美談であるかのような書きっぷりをしているところが、いかにも日の「労道」という感じがする。給与や待遇よりも、やりがいがある仕事を与えることが一番いい、とでも言うかのような書きっぷりである。 特に酷いと思ったのが、以下の部分。 能力とやる気を引き出すには正社員以上に強烈なインセンティブが必要だ。今回の改革でも上級職「ベストリーダー」を新設する予定だが「給与体系の見直しなどはこれから」(ヨーカ堂)。 人件費を抑えな

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    nanaoku 2012/12/27
  • 働きたくないという気持ちから逃げちゃダメだ。 - 脱社畜ブログ

    今日は天気もよくないし、選挙特番を見て夜更かしをしてしまった後の月曜日だということもあって、今年最大に近いくらい「働きたくない」という気持ちが高まっている。「働きたくない」という気持ちはもともと常にあるのだけど、たまにとんでもないビッグウェーブがやってきて、僕の社会生活を脅かす。今日はそんな感じなので、いつもとはちょっとだけ趣向を変えて、この「働きたくない」という気持ちについて思うところを書いてみることにする。 この「働きたくない」という気持ちは、程度の差はあれ結構多くの人が感じているのではないかと思う。世の中には、こんなことを全く思いつかないくらい働くことが楽しかったり、働くことを人生そのものと捉えられる人たちがいるようだけど、そういう人たちばかりで社会が構成されていないことは、例えば通勤時やオフィス街におけるサラリーマン達の顔を見ればわかる。「働きたくない」という気持ち自体は割と自然な

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    nanaoku 2012/12/18
  • 会社は、社員に休暇の理由なんて尋ねるな - 脱社畜ブログ

    あなたが、有給休暇を取得しようとしているとしよう。不思議なことに、日の会社の中には、休暇の理由を書いたり告げたりしないと休暇が取得できないというところもあるようだ。「私用のため」とだけ書いて休暇願を出したら、もっとくわしく書かないと駄目だと言われて突き返されたという酷い話も聞いたことがある。 当然のことなのだが、会社が従業員に休暇の理由を尋ねるのはナンセンスだ。有給で何をしようと、そんなの取得する人の勝手であり、会社にとやかく言われる筋合いはない。休みの日の行動まで会社に知らせなければ休みが取れないというのは、会社による領空侵犯だと僕は感じる。 こういうことをいうと、「上司としては、部下がなぜ休んでいるのかも把握しておく必要がある」とかなんとか、よくわからないことを言う人がいる。部下が休んでいる理由を知らないことで、何か仕事上の不利益が発生することが果たしてあるんだろうか。トラブル時の緊

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    nanaoku 2012/10/24
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