北海道で数が増え続け、食害が深刻化している野生のエゾシカ。道内に50万頭以上が生息していると推定され、駆除と肉などの有効活用が大きな課題となっているが、「たかすの丘どうぶつ診療所」(北海道鷹栖町)の林聡院長(52)は、この肉に注目し、ペットの健康増進に活用している。 林院長は犬や猫の餌として野生のエゾシカ肉を薦める。近年、生活習慣病や肥満になるペットが増え、食生活を見直す必要があると感じていた。 そんな折、町内にエゾシカの食肉処理施設が完成。「野生のエゾシカは天然の物しか食べておらず、生で与えると栄養素もそのまま摂取できる」と着目した。 同施設で真空冷凍された肉を4月から診療所で販売したところ人気に。実際に体重が減ったり、毛つやが良くなったペットも多いという。
世界最大の犬の祭典「ウエストミンスター・ケンネル・クラブ・ドッグショー」で優勝したスタンダードプードル=2008年2月、ニューヨーク(ブルームバーグ) ほとんどのイヌが人間の2歳児程度の知能を持ち、165個の言葉を理解したうえで4か5まで数えられる。知能が高いボーダーコリーやプードルに至っては250の言葉や合図を覚え、簡単な計算も可能−。 このような研究結果が、8日にカナダ・トロントで開かれた米国心理学会で発表された。発表者は加のブリティッシュコロンビア大学名誉教授でイヌの特性などに関する著書のある心理学者スタンレー・コレン氏。 電話取材に応じたコレン氏によると、何年もかけて選別、改良育種して繁殖した結果、イヌの知能は向上したという。 同氏は子供の語彙(ごい)を調べる「マッカーサー乳幼児言語発達質問紙」をイヌ用に改訂したものを用いて、イヌの知能が人間の何歳にあたるかを調査した。その結果、イ
アジアに生息するトラが漢方薬や毛皮目当ての密猟などで減少、最新の推定では世界全体で4000頭程度しかいなくなったなどとする報告書を、世界自然保護基金(WWF)と民間の野生生物取引監視団体トラフィックが19日までにまとめた。最も数が多いとされてきたインドでも1100〜1500頭程度に減り、ほかの国では数十〜500頭と絶滅の恐れが高まっている。 報告書によると、世界の野生のトラは、国際自然保護連合(IUCN)の試算では3400〜5140頭、米国のスミソニアン国立動物園などのチームの試算では3980頭とされ、5000〜7000頭と推定された1990年代半ばより大幅に少なくなっていた。 90年代以降、森林などの生息地の破壊が進んだことに加え、毛皮や漢方薬になる骨目当ての密猟が各国で横行していることが理由だという。
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