令和6年能登半島地震で被災された皆さまに心よりお見舞いを申し上げます。被災地域の皆さまの安全と一日も早い復旧、復興を心よりお祈り申し上げます。
「米グーグル、エネルギー事業への本格参入に向けて認可を申請」というニュースが池田信夫氏のTwitterから流れて来た。 昨年末に、2009年ウェブの最大のニュースはマーク・アンドリーセンとしたが、2010年ウェブの最初で最大のニュースはGoogleエネルギー企業になる、にしよう。 Google がエネルギー企業になる予感は、2006、2007年頃からあった。このころから本格的に始まったクラウドコンピューティング化によって、Googleの事業戦略上最も重要なことは、検索技術開発でもなく、広告でもなく、AndroidでもChromeでもなく、エネルギーの確保になった。(※ Googleにとって技術開発は命であり引き続き最重要である) 有名な話では、Googleのデータセンター運営コストの7割くらいは電気代だということで、ここ数年Googleのデータセンターは電力発電所の近くか、電力を極力安く卸
フィードイン・タリフ(ふぃーどいん・たりふ)/固定価格買取制度(こていかいとりせいど) 自然エネルギーから作った電力の買取価格を法律で定める方式の助成制度のこと。フィードイン・タリフ(feed-in tariff)を略してFITとも呼ばれます。 電力会社に対し、自然エネルギーから作った電力を一定期間(10年から20年)、有利な固定価格で全量買い取ることを法律で義務付けて、自然エネルギーの利用拡大を図る制度です。これにより、太陽光発電などを設置した家庭や事業者は、発電装置の設置にかかる費用を早く回収でき、採算性の見通しが立てやすくなります。 電力会社が電力を買い取る価格は、設備導入コストの変化に応じて調整するため、一般に後から導入した人ほど安くなります。そのため、先に導入した家庭や事業者ほど買い取り価格が高くなることから、発電装置の値下がりを期待した買い控えを抑制する効果もあります。 フィー
松田雅央(まつだまさひろ):ドイツ・カールスルーエ市在住ジャーナリスト。東京都立大学工学研究科大学院修了後、1995年渡独。ドイツ及びヨーロッパの環境活動やまちづくりをテーマに、執筆、講演、研究調査、視察コーディネートを行う。記事連載「EUレポート(日本経済研究所/月報)」、「環境・エネルギー先端レポート(ドイチェ・アセット・マネジメント株式会社/月次ニュースレター)」、著書に「環境先進国ドイツの今」、「ドイツ・人が主役のまちづくり」など。ドイツ・ジャーナリスト協会(DJV)会員。公式サイト:「ドイツ環境情報のページ(http://www.umwelt.jp/)」 経済発展の基礎であるエネルギーの安定供給は絶対に保証されなければならないが、それが環境汚染に繋がることはもはや許されない時代となっている。改めて書くまでもなく、各国は気候変動を抑制するため、温室効果ガスの大幅な排出削減が求められ
九州電力と沖縄電力は7月1日、離島の独立電力系統に太陽光発電や風力発電などを組み入れたスマートグリッドを構築し、電力系統の運用・制御面の課題や経済性を検証・評価する実証試験を実施すると発表した。 同試験は、経済産業省資源エネルギー庁による「離島独立型新エネルギー導入実証事業」を受けて実施するもの。本土の電力系統に連系していない離島の電力供給は、島内に設置されたディーゼルなどによる内燃機発電が中心だが、エネルギーセキュリティおよびCO2排出量削減の観点から、太陽光発電や風力発電などによる再生可能エネルギーの利用を積極的に推進するとしている。 実証試験を行うのは、九州電力は鹿児島県の黒島(太陽光発電設備:60キロワット、風力発電設備:10キロワット)、竹島(太陽光発電設備:7.5キロワット)、中之島(同15キロワット)、諏訪之瀬島(同10キロワット)、小宝島(同7.5キロワット)、宝島(同10
地球環境と企業経営 後期 第13回 平成11年度1月14日 於:慶應大学湘南藤沢キャンパスΩ館 講師:東京電力取締役会長 那須翔氏 テーマ:「地球環境問題にいかに取り組んでいくか」 那須:いまご紹介をいただきました、那須翔と申します。那須翔というと、どこまでが姓でどこまでが名前かとよく聞かれますが、姓は那須で名前はただの翔です。「あまがける」でもなければ「とぶ」とも読まないで、ただ読みやすいように「しょう」と呼んでいただきたいと思います。 今日、このようなかたちでお話しする機会をいただいたことは、まことににうれしいことです。50年あまりを電気事業で仕事をしてきた人間として、そろそろ私のしめくくりもしなければ、いろいろなことも話しておかなければという時期に若い方々にお話しできることは、できれば少しでも皆さんのお役に立つことになれば幸いですが、私としても人生の一つのしめくくりにもなろうと思いま
気になる記事をスクラップできます。保存した記事は、マイページでスマホ、タブレットからでもご確認頂けます。※会員限定 無料会員登録 詳細 | ログイン (前回から読む) 唐突ながら、読者は江戸時代が好きだろうか? 歴史小説や映画の数などからすると、幕末動乱を例外として、戦国時代等に比べると一般に人気はいま一つといったところではないか。その理由は、江戸時代はどうも溌剌とした印象が薄くてドラマ向きでなく、息苦しく退屈に見えるからだろう。 江戸時代は本当に好きですか? 実際に、江戸時代後半は人口が停滞し、社会活力もなかった。元禄時代ぐらいまでの江戸時代前半は、戦乱時代が終わって新田開発が進み人口増で活気があったが、幕府は技術革新と社会の流動性を厳しく規制し、社会活力より社会の安定・秩序を最優先した。福沢諭吉が憎んだ「親の敵」の封建時代そのものである。 二度と戦乱を起こさせないためだったが、教科書に
環境への負荷がほとんどない夢のバス。それを走らせるのは、東急グループが最初かもしれない。 東急グループの学校法人、五島育英会が運営する東京都市大学(旧武蔵工業大学)と日野自動車は水以外の排出物をいっさい出さない水素バスを共同開発。この秋、東京駅周辺で実験的に巡回し始めた。 東京都市大の水素エンジン研究の歴史は古く、1970年に日本初の水素エンジンの運転に成功。2009年4月には初の公道走行可能な水素バスを開発した。 このバスは純度の低い副生水素でも運行が可能。副生水素とは製鉄所などの製造過程で副次的に発生し、これまでは廃棄されてきた。ある試算では、現状生み出されている副生水素だけで、30年度に予想される自動車向け水素需要量を賄えるという。 本来、水素生成には電力が必要だが、副生水素を利用すれば、環境への負荷はほとんどゼロになる。 水しか出ない夢のような水素バスだが、課題もある。 1点目は、
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