11月6日の大阪公演を経て行われたこのZepp Tokyo公演。場内が暗転すると、厳かな拍手が起こり観客の視線がステージに注がれる。先陣を切ってステージに現れた主役の星野は、ゆず茶を一口飲むと「ばらばら」をゆったりと歌い上げた。しんと静まり返るフロアに滋味のある歌声が広がり、1曲目の余韻を引き継ぐように「くせのうた」と「湯気」が続けて披露された。 最初のMCで星野は「こんばんは! 星野源です! オッス!」と気合を入れるように挨拶。「今のところまでうまくいったら今日のライブは成功すると思って……。なので今日は成功です。だからもう帰っても大丈夫ですよ(笑)」と冗談めかして言いながら、「ひらめき」を皮切りに次のブロックへと進んだ。 なおこの日は、伊賀航(B)、伊藤大地(Dr / SAKEROCK)、高田漣(Pedal Steel Guitar)、4人編成のホーン隊という星野のライブでおなじみの面