民主党のバラク・オバマ上院議員が第44代アメリカ大統領に決定した。 衰退期に入ったアメリカが ”Change the world” とあらゆる社会集団の統合を掲げた理想主義的なタイプの若い大統領を選択したことはこの国の「復元力」を証示したと言えるだろう。 しぶとい国である。 なぜ、この国が8年にわたってジョージ・W・ブッシュのような人物を大統領に戴いていたのか、私にはよく理解ができなかったが、今にして思うと「オバマが大統領になる」ためには、「直前がブッシュ」という条件が必須のものであったかも知れない。 もし、8年前の大統領選でアル・ゴアが勝っていたら(実際に票数では勝っていたんだけど)、バラク・オバマに出番はなかっただろう。(最初「4年前」と書いたけれど、新聞を読んでいるうちに思い出した。ゴアは8年前で、4年前はケリーでしたね。ケリーさん、影薄い・・・) アメリカはテキサス「根付き」のカウ
2008年11月06日03:00 カテゴリNews翻訳/紹介 惰訳 - Remarks by John McCain こちらも。 JohnMcCain.com - McCain-Palin 2008 負け戦を何度も戦い抜いた人の、敗戦の辞。 思えば人生負けることの方が勝つことより遥かに多い。 彼ほど重要な負け戦をきちんと戦ってきた人はそうはいないだろう。ベトナム、そして今回の選挙。 最高司令官ならざる我々は、むしろ彼にこそ学ぶべきところが多いような気がする。 Dan the Loser by Default, Winner by Luck Thank you. Thank you, my friends. Thank you for coming here on this beautiful Arizona evening. ありがとう。戦友たちよ。この素晴らしいアリゾナの夜に集まってくれ
「ビジネスアスキー」の小さいコラムに、「ガラパゴス化するカリフォルニア」という記事を書いた。4年前の大統領選挙のときからずっと感じていることで、リベラルな北カリフォルニアに住んでいると、「右傾化」していく保守アメリカの人々の考えていることが、まったく見えないし理解できない。カリフォルニアは、保守化する「ミドル・アメリカ」からどんどん離れ、独自の経済・文化圏として発達する「ガラパゴス」になりつつあるのでは・・・という気がしたのだ。 「右傾化する保守アメリカ」については、小飼弾さんのブログに取り上げられている町山智浩さんの著書あたりがわかりやすく述べていることなのだと思う。(まだ読めていないが、この本は読んでみたいと思っている。)町山さんもこのあたりに住んでおられるので、「保守アメリカ」を外から見ている感じなのではないか、と思う。 でも、昨日話したアメリカ人の友人(モロに「真ん中へん」の州出身
■ MSN産経ニュース: クリントン氏、さあどうする? 本拠地NYで集会、撤退宣言は可能性薄もう既に勝負はついているわけだから、後は「どのタイミングで、どんな形で」終わらせるか、そのへんがポイントになるのだろう。そして注目されるのが、オバマの正式な勝利宣言。ある映画を紹介してみる。 太くて黒い警察官とかの役が多いチー・マクブライド。いいこと言う。 この映画の中では、まだ出馬宣言の段階。モデルはコリン・パウエル。この人は元ランド・カルリシアン。 えっ…? ええええええっ! 手前はデイヴ・シャペル。 皆様お分かりの通り、これは『アンダーカバー・ブラザー』。2002年の作品(日本公開は2003年)。確か、パトスあたりで観たような気がする。この前、シネフィル・イマジカでやってたので久しぶりに観直して、「たった5〜6年で状況は変わるもんだなあ」なんて思った。もちろん、パウエルが大統領選に出る出ないで
今日はマーティン・ルーサー・キングJR記念日なので、本日のTBSラジオ『コラムの花道』では、過去のアメリカ映画に見る黒人大統領と女性大統領について話しました。 http://tbs954.cocolog-nifty.com/st/ ほんのついこの前まで黒人や女性の大統領候補は実現しそうにない夢のまた夢、SFやコメディの世界だったのだ。 『ザ・マン/大統領の椅子』(72年) 大統領と上院議長代理が事故死、副大統領が病気のため、黒人の上院議長代行(ジェームズ・アール・ジョーンズ)がアメリカ大統領になる。 当時、この映画はSFに分類された。 『ザ・コンテンダー』(2000年) 副大統領病死のため、女性の上院議員が副大統領(ジョーイ・アレン)に指名される。 しかし保守派の下院議員(ゲイリー・オールドマン)はセックススキャンダルをでっち上げて史上初の女性副大統領を阻止しようとする。 『ヒップホップ・
新連載の本コラム「ビジネスを考える目」は、コンサルタントの鈴木 貴博氏(百年コンサルティング 代表取締役)。鈴木氏が、日常生活 や仕事の場面で気づいたちょっとした「ビジネスのヒント」を毎週紹 介してもらう。携帯電話からユニクロまで、「消費者」と「ビジネス」 のちょうど中間に立った視点で、日本のビジネスをじっと見つめて、 考えるコラム。 前々回のコラムでお話したとおり、2008年9月の上旬、僕はアトランタ(米国ジョージア州)にいた。僕が社外取締役をしている米国企業とのミーティングで、その日本法人の社長も一緒だった。 2日間の訪問のうち、初日はCEOと、翌日は社長の友人である米国人弁護士と、各々ディナーをご一緒させていただいた。 どちらの夕食の場でも、まず話題になったのは「景気が悪い」ということである(ちょうどリーマンの破綻が直前に迫っていたのだ)。その後、もう1つの話題として、11月に迫った
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く