富士通は11月2日、富士通の完全子会社でPC事業を行う富士通クライアントコンピューティング(FCCL)の株式のうち、51%を中国Lenovoに譲渡することを発表した。合わせて5%を日本政策投資銀行に譲渡し、FCCLを3社の合弁会社とした。社名は変更せず、継続して使用する。 株式譲渡は2018年度第1四半期をめどに行うとする。Lenovoと日本政策投資銀行に譲渡する株式の評価額は合わせて280億円になる。「合弁会社となった後も、FCCLは現在の製品ポートフォリオや開発・製造体制を維持し、引き続き高品質で信頼性の高い富士通ブランド製品を提供し続ける」としている。 富士通とLenovoは、本日(11月2日)午後3時30分から共同で緊急記者会見を行う。 関連記事 富士通からビジネス向けPCなど15シリーズ登場 ノートPCは最大25%減の価格改定も ビジネス向けPC、ワークステーション、タブレットな