金沢屈指の繁華街、片町に開業した「鮨 いくた」。オープンは2020年9月と新しいお店です。場所はB級グルメの王者「宇宙軒食堂」のはす向かいであり、フーディーな方には「一献(いっこん)」の跡地と言えばわかり易いでしょうか。 店内はと「一献(いっこん)」変わらずL字型のカウンターで、壁の色やら調光やら何かと明るく健康的になった印象。生田崇シェフは金沢が誇る「みつ川」グループで長年腕を磨いた方であり、気さくなニイチャンといった居心地の良い接客です。
店内は7~8席ほどのカウンターが2部屋。大将は両方の部屋を行ったり来たりしつつ、その他のスタッフたちが場面でヘルプにつくというフォーメーションです。 木宮一洋シェフは既に述べた通り宮崎で一番の鮨屋「一心鮨光洋(いっしんずしこうよう)」の長男。オーストラリアやシンガポールで生活した経験もあるそうで、客とベラベラ喋る系の職人なのですが、ノーマスクなのが時節柄、気になりました。 酒の値付けは結構高く(QRコードからネットにアクセス)、ビールが1,320円に日本酒もグラスで1,100円。シャンパーニュに至ってはグラスで4,400円~という値付けです。加えてこれらは税別の価格であり、ここから更に10%が乗って来ます。こういった消費者の誤認を誘う価格表記は感心しませんね。ちなみにお会計でやっぱりモメました(後述)。
「みもっと先生」という、タイで料理を学んだ料理研究家(?)が目黒川沿いにタイ料理店をオープン。併せて「おいしみ研究所」というタイ料理教室も主宰。デビューしたばかりの飲食店が時短要請中に堂々と2回転、20:30スタートというは恐れ入る。 ちなみに私は数年前に長期間バンコクに滞在していたことがあり、それなりの有名店は巡り、現地に潜入し過ぎた結果、食中毒で入院した経験まであるので、タイ料理についてはそこそこ食べているつもりです。 入店してすぐ、店主である「みもっと先生」の第一声に耳を疑う。「今日はお客さんが多くて時間がかかりますが、気長にお待ちください」なんと愚かな。まともなパフォーマンスを発揮できないとわかってるなら予約人数絞れよ。それでいて2回転とは図々しいにも程がある。加えて「気長にお待ちください」だと?こんな失礼なことを店から言われたのは生まれて初めてです。だいたい何へらへら笑ってんだよ
「食べログ有名人『うどんが主食』が、高評価をつけているレストランのオーナーから過剰接待を受けている」と週刊文春が報じ、食べログ上のレビュー全てが削除され、ツイッターも非公開となった事件。このことにつき、毎日方々からコメントを求められるのに、いい加減疲れてきました。 私の第一印象は「知らんがな」であり、「素人にまで射程を広げてきた文春のフットワークすげえ」が第二印象です。だって彼と一切面識無いんだもん。何とも言えないですよ。海外の王室のゴシップぐらい私にとって現実味がありません。 面識はありませんが、一度だけメッセージのやりとりはしたことがあります。とある上場企業より「うどんが主食さんも寄稿するんだから、タケマシュランさんも寄稿すべきだ」と謎の説得を試みられたことがあり(詳細は別記事にて)、しかしどうもその会社が信用できなくて、うどんが主食氏に裏を取ったことが1度だけあります。それだけです。
※当記事は『「お代は結構ですから悪く書かないで下さい」とシェフに懇願された話』の続きです。まずは『「お代は結構ですから悪く書かないで下さい」とシェフに懇願された話』を読んでからの方がお楽しみ頂けます。 ケータイに目を遣ると通知ランプが真っ赤に点滅する。不在着信の知らせです。 電話というものは人の都合を一切斟酌せず状況を切り裂いていくので、私は基本的に好みません。特に留守番電話の意味の無さについては憎しみすら感じています。だって、留守番電話で意義のあるメッセージが残っていたことありますか?「山田でーす。また電話しまーす」このレベルのメッセージしか、私には残されていた試しがない。むしろ、意義のある超重要メッセージを留守番電話に残されて伝えたことにされても困る。したがって、私は数年前よりケータイの留守番電話設定を解除し、メッセージを残せない仕組みにしています。数年経ちますが、何の問題も生じていま
コースの3皿目あたりでしょうか、突然シェフが厨房から現れ、「今夜はお代は結構ですから、悪く書かないで下さい」と申し入れられました。 一瞬、何が起こったのかわからずポカンとしてしまう。今日は完全にプライベートな食事であり、特に身分も明かさず連れと食事を楽しんでいただけです。人が女性と楽しくゴハンしている時に何この人、と黙ってシェフの顔を見つめ続けると、額に青筋を立てながら「タケマシュランさんですよね?以前、私が居た店の記事、読みましたよ。ああいうの、嫌なんです。ウチの店のことは絶対に記事にしないで下さい!」と言い残し去っていきました。 途端に店内の空気は一変。隣のテーブルの方がチラチラと私に視線を寄越してくるようになり、非常に居心地の悪い食事へと容態が急変しました。 まずは何の話かを把握するため、トイレでシェフの経歴を検索し、ああ、あの店で料理人をやっていたのか、確かに全然大した店じゃなかっ
「もしテイスティング試験まで合格したら、お祝いに何でも好きなワインを飲ませてあげる」。首尾よく合格し、本当にご馳走して頂けることになりました。 私が指定したワインはシャトー・マルゴー。要求する私も私ですが、応じる連れも連れである。「それじゃ、ワインの格に見合ったレストランじゃなきゃね。やっぱアピシウスかなぁ?そこなら友達が働いてたし」。 「ペニンシュラのバーで待ってて」。イケメンか。ちなみにこのバー、ピーターというメインダイニングの併設で、食事はしたことがあったのですが、バーとしての利用は初めてです。空間がエロ過ぎて食事をするにはちょっとアレでしたが、バーとしての利用であれば斎藤工っぽくて良いかもしれません。
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