【ビールのはじまり】 「液体のパン」とも呼ばれるビールの歴史は古く、紀元前4000年以上前までさかのぼります。 メソポタミアで人類が農耕生活をはじめた頃、放置してあった麦の粥に酵母が入り込み、自然に発酵したのが起源とされています。 最古の記録は、紀元前3000年頃にメソポタミアのシュメール人が残した「モニュマン・ブルー」と呼ばれる粘土の板碑で、ここに当時のビールのつくり方が描かれています。 気温が高いこの地方では生水が飲用に適さなかったこともあり、安全性、栄養価とも高い飲み物とされていました。 【ビールづくりは修道院から】 中世のヨーロッパでは、「ビールは液体のパン」「パンはキリストの肉」と考えられており、キリスト教の修道士の間でビールがさかんに作られるようになりました。 当時の修道院は、知識と経験の宝庫。彼らの作ったビールは品質的にも優れていたので、次第に醸造量もふえて一般の人にも飲まれ
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