日本経済の現状ですが、年率換算した成長率では昨年の第4四半期はマイナス14.4、今年の第1四半期がマイナス15.2となりました。下図の通り、実質GDP成長率の昨年第4四半期の落ち込みは、圧倒的に外需の割合が大きく、輸出が足を引っ張る形で日本経済は大きな打撃を受けました。今年の第1四半期は、外需の落ち込みによって始まったマイナス成長の影響が内需にもはっきりと出てきたという状況です。なお、第2四半期の予測成長率については、(社)経済企画協会が今年5月末頃に実施した 日本経済フォーキャスター40人(機関)へのヒアリング調査(ESPフォーキャスト調査)の結果、平均でプラスの1.63%です。