デジタル全盛のなか、驚異的に売り上げを伸ばしているインスタントフィルムカメラ「チェキ」。ピークだった2002年度の販売台数の1.5倍以上売れているという。 デジタルカメラに押されてフィルムカメラの生産が減少し、写真フィルム市場は全盛時の5%程度にまで縮小している。そんななか、驚異的に売り上げを伸ばしているフィルムカメラがある。 【詳細画像または表】 1998年に発売され、女子高生を中心に大ブームとなった「チェキ」(富士フイルム)。撮るとその場で写真が出てくるインスタントカメラとしてアラフォー世代には懐かしいかもしれないが、2011年度の販売台数は前年比約140%と、スマートフォンに匹敵するほど伸びているのだ。 「2012年度の販売目標は全世界で160万台と、ピークだった2002年度の販売台数の1.5倍以上」(富士フイルム イメージング事業部 グローバルマーケティンググループ 中村祥敬
蛯谷敏 日経ビジネス記者 日経コミュニケーション編集を経て、2006年から日経ビジネス記者。2012年9月から2014年3月まで日経ビジネスDigital編集長。2014年4月よりロンドン支局長。 この著者の記事を見る
BBCが作成した「150年先までの未来展望」2017年までの5年間で実現しそうなのは「コンピューターが嗅覚を得る(2017年)」「アメリカでデジタル通貨が使われるようになる(2015年)」 未来学者とは、未だ起きていない未来を見通し、何らかの分析を試みようとする人々だ。未来学者は、ありうべき未来を予測するべく戦略的洞察の適用を試みる。技術進化のロードマップからもある程度の近未来は予測できる。 これはBBCが作成した「150年先までの未来展望」を実現可能性と分野別にわかりやすく示した図(インフォグラフィック)は、科学者や学者の予想を元に、その起こりうる確率をまとめたもの。色の分類は赤が「コンピュータとロボット工学」、黄色が「政治とビジネス」、緑が「科学と自然」、青が「社会」、灰色が「技術」と分野別に色が変わる。項目の後ろに書いてある分数はオッズで、左側にあるほど実現度が高そうなもの(オッズが
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