この記事は、スタートアップについて何も知らなかった僕が、1冊の本との出会いによって、シリコンバレーに“招待”されるまでの経験を綴ったものだ。《カスタマーデベロップメント》という手法に出遇うことで、単純に顧客の課題や製品について検証をするのみならず、思いがけない素晴らしいご縁やセレンディピティにも恵まれて、シリコンバレーで仕事を始めるためのスタートラインまで導いてもらえた経験について記している。 転身(けれど、何も分からず、アイディアや事例先行で失敗を繰り返す)検証の旅(アドバイザーの一言。長旅の暇つぶし。検証開始。ビルの外に問題と顧客候補があった)セレンディピティと奇跡(思いがけない出遇い、招待、投資) 転身2009年7月、右も左もわかないまま、僕はスタートアップの世界に飛び込んだ。完全にゼロからのスタートだった。コンピュータサイエンスのフィールドにてPhDを取得した直後、僕は大学院での研
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