近年のPCは、拡張性に拘らないように見える。Mac Proを除いたMacintoshシリーズはその傾向が顕著なようで、製品内部へのアクセスすら拒むかのようだ。 たとえばMacBook ProとMacBookAirのバッテリ交換は店頭対応のみ、iMacのHDDも一般ユーザーのレベルでは換装できないほど。MacBook Airに至っては、BTOで注文しないかぎりメモリの増設は不可能だ。 だから購入時点でメモリをMAXまで盛るユーザーが増えることは理解できるものの、一方ではそこまで必要か、と感じることもある。確かに、64ビットモードのカーネルが動作するLionでは、現行機種で最低ラインの2GBというメモリ容量は心許ないが、4GBあれば多くのユーザーは足りるはず。仮想化ソフトを常時起動などというヘビーな環境でもないかぎり、そう頻繁には物理メモリ容量不足、その結果としてのページング(スワップ)は発生