はじめに Webの世界で「Java」と言うと、サーバサイドでの利用がまず思い浮かびます。が、この他に、クライアントサイドで使われる「アプレット」も重要な役割を果たします。今回は、このアプレットと、サーバサイドのプログラム(サーブレット)の間でイメージを利用するための基本について説明しましょう。対象読者Javaの基本およびJavaによるWeb開発の基礎(JSP/サーブレット程度)をマスターしている人。グラフィック関連のプログラミング経験があまりない人。Javaのグラフィック処理を学び直したい人。 アプレットでイメージを扱う アプレットと言うと「Javaプラグインが必要になる」「クライアント側でしか動かない」「ローカルボリュームにアクセスできないなど制約が大きい」「起動に時間がかかる」「動作が遅い」……などなど、正直いってどうもあまり評判がいいものとはいえないところがあります。が、ハードウェア