千葉県松戸市を拠点に運行する「松戸新京成バス」で、運転手が車いすの男性の乗車を拒否していたことが分かり、会社側は「心から反省している」としたうえで、再発防止を図るとしています。 その様子を見ていた後続のバスの運転手が2人を乗せたあとで事情を聞いて、会社側に報告したということです。 乗車を拒否した運転手は会社の聞き取りに対し「発車が迫る中で、車いすのスロープや固定ベルトの準備が間に合わないと思った。非常に誤った判断で後悔している」と話したということです。 乗車拒否にあった2人とは連絡がとれていないということですが、今回の件について、「松戸新京成バス」は「信頼を大きく裏切る行為で、心から反省している」としていて、すべての運転手や運行管理者に対して指導を徹底し、再発防止を図るということです。