最近、『ジャンル別 洋書ベスト500』という本の執筆に追われていました。 そのリストに含まれている作家にも20人近く会って、この本のことを伝え、とても面白い体験になりました。 この執筆でいくつか気づいたことがありますが、特にお伝えしたいのは、「その道のプロは、けっこう別のジャンルの本を読んでいる」ということです。 『洋書ベスト500』でご紹介するノンフィクション、ビジネス・実用書の著者たちから推薦していただいたのは、児童書、青春小説、SF、ファンタジー、探検・旅行記でした。 また、先日行ったニール・ゲイマンの講演では、GoogleやAppleの創業者たちがSFのファンだったという話が出ていました。 ビジネスのプロだからといって、いつもビジネス書を読んでいるわけではないのです。むしろ、別の分野の本を幅広く「楽しみながら」読んでいるのです。 もうひとつは、「いろんな本を読んでいるほうが、いろん