アナリティクスで何が変わったか そもそもアナリティクスとは、生成・蓄積されたビッグデータを分析することで、未来を予測し、業務効率化や意思決定の精度向上、サービスの高度化に活用していくことを指す。アナリティクス自体は古くから行われているが、利用データによりビジネスへの活用方法が変わりつつあるので、その変遷をご紹介したい。 1980~90年代は、POS情報を利用した商品調達や、企業の過去実績(ERPデータ、CRMデータ等)を活用したBIツールによる意思決定が主流だったが、1990年代後半に入ると、第3次産業革命(ITとネットワークの革新)の到来により、エンドユーザのWEBログやオープンデータを活用した社内業務の改善やマスマーケティングへの活用が盛んになってきた。 近年では、GPSやWi-Fi等の位置情報、ソーシャルメディアでのコメント、検索エンジンのログ、他社が提供する顧客・購買情報を活用し、
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