音楽の楽しみ方が大きく変わろうとしている。従来はCDやレコードなどを所有して聴くものであった音楽が、定額聴き放題ストリーミングサービスの登場によりインターネットにアクセスして聴くものへ、いわゆる「所有からアクセスへ」の流れが着実に進行している。またライブ市場は以前にも増して活況で、人気ミュージシャンのライブチケットは高騰を続けている。こうした激動の中にある音楽市場の中で、いま業界内外から注目を集めている企業がある。台湾でサービスをスタートさせ、アジア市場において圧倒的なシェアを誇るKKBOXだ。 2015年は日本にとって「音楽ストリーミング元年」であった。諸外国に比べCDの売上がいまだ大きく、音楽ストリーミングサービス不毛の地と呼ばれていた日本だが、昨年は国内においても立て続けにサービスが誕生。また外資系大手IT企業による音楽ストリーミングサービスも上陸し、その様相は様変わりしようとしてい
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