地域活性の担い手の条件として、よく語られる「よそ者、若者、ばか者」。山梨でそれを体現する存在が、戸田達昭氏だ。自らも県初の学生起業家として活躍しつつ、数々のプロジェクトを展開。即実行のスピード感で、地域に活力を与えている。 「Mt.Fujiイノベーションキャンプ」からは、13件の新規事業・起業が生み出されている 今年9月の開催で3回目となる「Mt.Fujiイノベーションキャンプ」。山梨県内で起業や新規事業を考えている人のためのビジネスプランコンテストだ。戸田達昭氏が社長を務めるバイオベンチャー、シナプテックが事務局を担い、過去2回の開催で13件の新規事業・起業を生み出している。 戸田氏は起業家育成だけでなく、地域活性のプロジェクトを数多く手掛ける。地域課題に挑むことが、起業家マインドの養成につながるからだ。 戸田氏は静岡県藤枝市の出身であり、山梨大学に進学するまでは、山梨に縁もゆかりもなか
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