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  • ワシが育てた: 武藤文雄のサッカー講釈

    Kは坊主の幼稚園時代からの同級生だ。 幼稚園時代、天気の悪い日などに、拙宅にKを含むガキ連中が遊びに来る。最初は殊勝にゲームなどをやっているが、そのうちに場外乱闘を含んだ大騒ぎになる。Kは常にその中心だった。 坊主が小学1年になり、サッカーを始めてくれた。と言うか、私が始めさせた。当時、私は既にサッカーの必勝法を身につけていたので、当然坊主に伝授した。「いいか、チームメートがうまければ、必ず勝てる。だから、すばしっこくて元気な仲間を皆誘うのだ。」坊主は早速私の指示通りに行動、Kはサッカー少年団に入団した。 場外乱闘指向は変わらなかったが、Kはサッカーが大好きだった。ちょっとヒントを与えると、それをスポンジのように吸収、飽きる事なくボールを蹴り続ける少年だった。 Kは大胆にも、私の采配を直接批判した事がある。「武藤さんはよお、H(私の坊主)を贔屓にしている。俺はいつも後ろのポジションで、Hば

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    naoswave 2012/12/27
    ‎(´;ω;`)ブワッ
  • 前田遼一の完成: 武藤文雄のサッカー講釈

    前田遼一はいわゆるアルゼンチンワールドユース世代、駒野、寿人、石川ナオ、茂庭、森崎兄弟らと同世代と言う事になる。大柄でボール扱いが巧み、80kgの体重を抱えながらしなやかなターンができる。日人選手で、これだけの体重を持ちながら最前線で技巧を発揮できるタレントは、非常に貴重な存在となる。実際、日サッカー史である程度実績を残したストライカで、前田クラスの体重を持っていたのは、釜邦茂と高木琢也くらいのはず。最前線で強さを発揮した原博実、鈴木隆行、久保竜彦と言うストライカ達も体重は70kg前半から半ばくらいだったはずだ。 サッカー経験のある方なら同意いただけると思うが、上背の差(あるいは足の長さの差)は、位置取りや動き出しの工夫である程度はカバーできる。けれども、体重差は相当に厳しい。ボールを追いながらショルダーチャージをし合えば、負けるのは多くの場合軽い方になる(もちろん、膝をうまく使って

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    naoswave 2012/06/06
    もっと代表での前田を見たいなー!
  • ジャカルタにて: 武藤文雄のサッカー講釈

    70分過ぎ、カンビアッソがいかにも彼らしい読みのよさと、鋭い出足を発揮、ハーフウェイラインを越えたあたりでインタセプトに成功。インタセプト直前に前線をルックアップしていたカンビアッソは、落ち着いて持ち出し、再度頭を上げて前線をチラリと見るや、迷わず素早い動作からバックライン後方にロブのボールを送る。そのボールは、インタセプトの瞬間にオフサイドライン後方より動き出していたパッツィーニにピタリ。パッツィーニは落ち着いて、飛び出しきたゴールキーパを小さな浮き球でかわすシュートを決めた。 ああ、正にカンビアッソのプレイ。狙いどころの的確さと、勝負どころでの思い切りのよい飛び出し、間髪いれない前線へのラストパス。この一連のプレイを見ただけで、旅の疲れがすべて癒された。 2012年5月26日、ジャカルタ、セナヤンスタジアム。10万人収容のアジア屈指のこの競技場には、ぜひ1度訪ねたいと思っていた。齢51

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    naoswave 2012/05/31
    本大会で打ち破らなければならない難敵中の難敵というとこでぐっときた。いつものごとく。
  • さらば友よ2012: 武藤文雄のサッカー講釈

    当たり前の事だが、3月は別れの月。サッカー少年団においても、毎週末いっしょに遊んでくれた子供達が巣立っていく季節だ。少々遅くなったが、今日はそんな講釈を。 T2を最初に認識したのは小学校3年生の時だった。パルマの7番のユニフォームを着た姿を見てビックリした。(当時中学2年になっていた)坊主の同級生のT1の数年前と、姿かたちがソックリだったから。「おい、お前T1の弟か?」と問う私に「うん、T1はお兄ちゃんだよ」と答えてくれた。 T1は運動神経もよく、まじめに練習に取り組む子だった。しかし、気持ちがやさしいと言うのだろうか、いわゆる1対1でちょっと腰が引けてしまうタイプで、どうしても試合では決定的な活躍はできないでいた。それでも5年生くらいまで熱心に活動してくれたのだが、結局少年団をやめてしまった。あれだけ熱心に取り組んでくれたのに、うまく成長させる事ができなかったので、自分としては申し訳なさ

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    naoswave 2012/05/13
    こうやって年をとっていけたら素敵だよなあ。
  • 水沼宏太の勝負年: 武藤文雄のサッカー講釈

    水沼貴史は、私の同級生で日サッカーがうまかった男だ。 太中学3年、浦和南高1年で、2年続けて全国制覇。今でも語り草となっている、高校選手権決勝の静岡学園戦、「いやあ、同い年でこんなにサッカーがうまい奴がいるのか」と感心したのをよく覚えている。 その後も、順調に成長し、ユース代表の常連となった水沼貴史。法政大に進学した夏場、日開催のワールドユースの中核として活躍。メキシコ戦で、この大会日の唯一の得点を決めたのが水沼貴史だった。 しかし、水沼貴史は法政大学で伸び悩む。残念ながら、当時の法政大学は、水沼貴史を筆頭に高校サッカーのエリート選手を多数集めてはいたが、必ずしもトップレベルの鍛練が行われない状態だった。そして、天賦の才を活かさないまま消えて行った選手が多数いた。 実際、同学年の柱谷幸一(当時、国士舘大)、越田剛史(当時、筑波大)(2人共、水沼貴史とはワールドユースのチームメート

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    naoswave 2012/04/25
    まずはロンドンか…
  • 原さんが、そう判断したのならば: 武藤文雄のサッカー講釈

    個人的には関塚氏更迭が、五輪出場の可能性をより高くするものだと確信を持っている。しかし、どうもそうはならないようだ。ただ、私はそれでも、日の1位突破の確率は相当高いと見ている。 日にとって幸運な事に、バーレーンがマレーシアに2連勝し、勝ち点6を積み上げて来た。そして、次節のバーレーン対シリアはバーレーンホームだ。手合わせした実感からすれば、アルサリフとアルスマの2枚看板がいるシリアが戦闘能力で上回るかもしれないが、現実的にシリアが勝ち点3を取れるかは微妙ではないか。バーレーンはとにかくこの試合に勝てば、プレイオフ以上の可能性が出てくるのだし、必死に戦うだろうし。とすれば、日がマレーシアに勝てれば、俄然有利になる。それでも、シリアが勝った場合は、確かにお互いが最後の試合でどれだけ得失点差を積み上げられるかとなる。その場合、時差の関係から試合開始時間調整が問題になるが、幸いシリアは湾岸で

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    naoswave 2012/02/10
    次戦に注目。
  • まずは関塚氏更迭から: 武藤文雄のサッカー講釈

    試合が1対1のまま進む。 ラスト5分になり、当然のようにシリアは猛攻をしかける。したがい、日としては分厚く守って、落ち着いて時間を使いたいところだ。駆け引きや判断に不満山積のこのチームだし、この日もここに至るまでの試合運びには嘆息だらけだったが、敵地クウェート戦の終盤はちゃんと試合をクローズした実績もある。 実際敵エースのアルスマに対しては、粘り強くマークしていたし、こぼれ球も落ち着いて拾えていた。「山田直輝と東と永井の3人が、いつも無理せずに、もう少し時間を稼いでくれればよいのに」と言うあたりが、不満ではあったが。 日のクリアに対し、シリア2番の主将でセンタバックの大黒柱アルサリフが挙動を開始する。ある意味では最も恐ろしい選手だ。ところが、そばにいる山田直輝の対応が遅い、イヤな予感がした。アルサリフは、山田が遅れた寄せに対し、強引なシュート。ドライブのかかったシュートに権田は的確に反

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    naoswave 2012/02/06
    さてどうなることか…
  • 君の完全復帰を待つ: 武藤文雄のサッカー講釈

    天皇杯決勝、前半終了間際。FC東京の逆襲、左サイドでボールを受けたルーカスが、逆サイドに開いた石川直宏に正確なサイドチェンジを通す。見事にボールを止めた石川は、この選手独特の間合いを取った上で、縦に行くと見せて鋭く中に切り返し、強烈なシュート。しかし、ボールはバーをたたいた。 いずれのサポータでもない私は、このシュートが外れ、3-1のまま前半が終了したのに安堵した。これが入っていれば、前半終了時点で4-1になってしまう。いくら何でも、そうなったら勝負は決まりだ。それでは、「あまりにつまらない」ではないか。 でも一方で、石川の鮮やかな突破にも快哉を上げた。さらに「ああ、2年半前だったならば、絶対入っていたのに」と。でも... 2年半前。石川は冴えわたっていた。 元々、瞬間的な加速で敵を置き去りにするドリブル、ちょっと一泊おいてから出す出すスルーパスの精度とタイミングは格段のこの選手。ただ、負

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    naoswave 2012/01/26
    待ってる。
  • 澤穂希世界一: 武藤文雄のサッカー講釈

    少々旧聞なるが、澤穂希がFIFAの年間最優秀女子選手に選考された。 あのワールドカップの活躍を考えれば当然と言えば当然なのだが、とても印象的な表彰式だった。緊張しながらも堂々とした挙措、振り袖を着こなした美しい姿勢、含羞の色を浮かべながらも多くの恩人に感謝の念をまじえたスピーチ。いずれも実に見事、正にスーパースタアの振る舞いだった。 澤と言う選手は、日頃の発言もプレイも知的そのものだ。 世界一になる前から、彼女の発言は責任感にあふれると共に、多くの仲間を元気づけるものだった。「苦しい時は私の背中を...」のような発言は、凡人ならば気恥ずかしくて口にできないものだが、彼女の口から出れば、説得性がある。この人は、当に頭がよいのだ。 一方でその鮮やかなプレイ。最近でも、元日の日選手権決勝の前半終盤の先制弾の場面など最高だった。ずっと後方でボールをさばき、中盤を引き締めていた澤が、あの時間帯、

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    naoswave 2012/01/18
    女子サッカーの環境面が少しでも良くなっていくといいなー
  • 北嶋の選択肢: 武藤文雄のサッカー講釈

    レイソルの大ベテラン北嶋秀朗に、ロアッソからオファーが届いていると言う。 人のブログを読むと、豊かな実績を挙げてきながらも、年齢的に引退が少しずつ近づいている名選手の悩みが、よく理解できる。 レイソルに残留すれば。 伸び盛りの若手選手も多数いるチャンピオンチームでの来期。レイソルユース出身の好素材も多いが、その若者達はみな北嶋の背中を見て、育って来た。そして、自らとその仲間達の努力で勝ち取ったACLでの死闘。代表運には恵まれてこなかった男だけに、思いはひとしおな事だろう。そして、その先には、拡大トヨタカップへの再挑戦と言う崇高な目標も見えている。 しかし、現実はまた別である。先日の拡大トヨタカップでも、レイソルの2トップは田中と工藤。この2人は正に伸び盛り、来期は一層成長している事だろう。さらに、レイソルは栃木SCで実績を挙げたロボを獲得したと言う。もちろん、ACLを戦うが故の過密日程で

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    naoswave 2012/01/16
    ガツンときた。ふう。
  • FC東京の「格」: 武藤文雄のサッカー講釈

    TwitterでFC東京2点目時の間違いを指摘されたので、若干修正しました。2012年1月3日) 2011-12年シーズン、天皇杯決勝。4-2でFC東京が京都サンガに快勝した。 試合はおよそ決勝戦らしからぬ落ち着かぬ展開となった。東京が立ち上がりに、ルーカス、石川直宏の突破から好機を掴んだのに乗じ、一気に攻勢に出る。それに対して、サンガも攻め合いを受ける形となった。そして、いきなりサンガが先制。落ち着かぬ東京の隙を突いたサンガのショートカウンタ、今野が鋭い寄せを見せたが、不運にも今野に当たったボールがフリーの中山の前にこぼれたところで勝負ありだった。この失点直後も、東京は何を焦った無理攻めを継続、サンガの逆襲をらうなど、非常に不安定だった。 その不安定の危機を救ったのは、石川直宏と今野だった。強引な攻め込みからつかんだCK、石川がショートコーナからファーサイドにゴールに向かって巻くボー

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    naoswave 2012/01/04
    2012年はどうなるかなー。
  • 元日に澤と大野を堪能する: 武藤文雄のサッカー講釈

    あけましておめでとうございます。年もよろしくお願いします。年の講釈は、全日女子選手権決勝からスタートします。 レオネッサは4DFの前に澤がアンカー。その前に池笑然と南山が位置取り、最前線は川澄と高瀬が左右に開き、引き気味のCFに大野。ただし、大野は中盤深く引く時もあり、その時は池笑然が前線に上がってくる。 アルビレックスは、フラットな4DFと4MFでゾーンの網を張り、上尾野辺と大柄な菅澤の2トップ。しかし、上尾野辺は守備に回ると中盤に引いて他のMFと共に敵を挟み込む役割なので、4-4-1-1と言える並びだ。 開始早々に、自ペナルティエリア直前に澤がプレゼントパスをするもアルビレックスのシュートが弱く海堀の正面を突くと言うハプニングがあった。けれども、それ以降は予想通り、レオネッサが攻勢をとる。しかし、アルビレックスの8人に上尾野辺が絡む守備網が機能し、川澄や大野が前向きで受けられるよ

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    naoswave 2012/01/04
    見たかったなー。
  • ネイマールは、どうやったら生えてくるか: 武藤文雄のサッカー講釈

    レイソルは拡大トヨタカップ準決勝でサントスに完敗した。 決して内容そのものは悪くなかったが、いきなり2失点してしまい、追い上げたところでまた2点差に突き放されたのだから、どうしようもなかった。 試合の流れそのものは上記の通り完敗だったものの、試合展開そのものは悪くなかった。先制して、余裕を持って引いていたサントスに対し、落ち着いてボールを回して分厚い守備網をかいくぐる工夫を見せ、うまくよい体勢でボールが奪えた時は的確に速攻を狙っていた。そして決定機に近い好機を幾度か掴んだ。しかし、最後の最後のところで決め切れなかった。 田中の左足の一撃、澤のポスト弾と空振り、左から飛び込んだ北嶋の右アウトサイドシュート、アディショナルタイムの大谷のシュートが浮いた場面。どれも当に惜しかった。しかし、いずれの好機にも共通して言えるのは、シュートを打った選手が、シュートよりも前に相当な無理をしていた事だ。た

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    naoswave 2011/12/19
    土壌の充実かあ。
  • がんばれレイソル: 武藤文雄のサッカー講釈

    レイソルは拡大トヨタカップ準決勝でサントスと対戦。 言うまでもなく、サントスと言うクラブは、我々の世代にとって、他に代わりなき「夢のクラブ」だ。 バルセロナもクライフがいたので、相当な憧憬の対象である事は間違いない。そう言う意味ではアヤックスは当然の事として、ユナイテッドもバイエルンもボルシアMGもインテルもミランも、それに続く存在だ。 しかし、やはりサントスは、そのようなクラブと比較しても、やはり特別な存在なのだ。 そのサントスと、レイソルが、日のトップクラブが、公式戦で対戦する。世界最強クラブを決める決勝戦への出場権を賭けて。 すごい。 どうでもよい蘊蓄。 72年にサントスが来日した時に、ペレをマークしたのは、山口芳忠だった。言うまでもなく、スッポンマーカとして、メキシコ五輪の栄光にも大貢献した、レイソルの前身、日立所属の日サッカー史に残る名サイドバックだ。当時、「40年後に日立が

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    naoswave 2011/12/14
    ようやく昨日モンテレイ戦録画見た。柏すごいなー。次が楽しみっ
  • 城福浩氏、ヴァンフォーレ監督就任: 武藤文雄のサッカー講釈

    ヴァンフォーレの監督に、城福浩氏が就任した。 非常に興味深い人事だ。城福氏は、昨期半ばまでFC東京の監督を務めていた訳だが、その期間に、日サッカー史における最高級と最悪の実績を、それぞれ残しているからだ。 まず最悪の実績。言うまでもなく、昨期FC東京を2部落ちさせた事だ。 正直言って、長い日サッカー史を振り返っても、あそこまで戦闘能力が充実していたチームが2部落ちしたのは記憶にない。しかも、少し負け続けて、順位が下がっただけで、明らかにオタオタして、試合ごとにクルクルとメンバ構成や選手のポジションを変えて、自らどんどん状況を悪くしていったのだから、あまりみっともよいものではなかった。最終的には途中解任され、陥落を決めたのは後任の大熊氏ではあったが、あの前代未聞の陥落劇の主役は、間違いなく城福氏だった。 一方で最高級の実績。ナビスコカップ制覇も見事だったが、それ以上に、有為な人材を、大き

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    naoswave 2011/12/09
    来期の甲府はおもしろそうだなー。
  • 「腐ったミカン」から16年: 武藤文雄のサッカー講釈

    レイソルを率いてJを制覇したネルシーニョ氏について。 レイソルの鮮やかな勝利については、別途講釈を垂れようと思う。ただし、レイソルの優勝を称える報道があふれる中、不思議だったのは、ネルシーニョ氏の16年前の悲劇について言及するマスコミが、あまり見つけられなかった事だ。そう昔の事ではないのだが。 ハンス・オフト氏が率い92年のアジアカップを初制覇した日は、USAワールドカップまであと一歩にせまりながら、93年秋に「ドーハの悲劇」に散った。 そして、94年日協会は、かつてのブラジルのスーパースタアだったファルカン氏を監督に招聘した。氏は独特の選考眼で、意表をつく選手をチームに加えながらチームを作った。しかし、同年のアジア大会の準々決勝で韓国に苦杯。就任1年足らずで更迭される。もう少し様子を見てもよいのではないかと言う意見も多かったが、当時の川淵強化委員長はそう決断した(後年、氏が協会会長に

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    naoswave 2011/12/07
    そういえばそうだったー。
  • 最終戦前夜2011: 武藤文雄のサッカー講釈

    明日は最終節、ベガルタは4位を目指してヴィッセルと戦う。諸事片づけ、何とかユアテック詣でができるべく、実家にたどり着いた。 あれだけの大災害があったのみならず、今年は個人的にも大きな変事があった。そう思いながら、リーグ最終節を迎えると、改めて様々な想いにとらわれる。まだ天皇杯は残っているが、やはりリーグ最終節と言うのは、1年の終わりとして特別な日なのだ。こうやって、愛するクラブと共に、1年1年を積み重ねていける時代が来るなんて、若い頃は想像もしなかった。当によい時代になったものだと思う。 ともあれ、明日のノルマは明白だ。勝つ事。 4位のマリノスとは勝ち点2差。得失点差から、当方が勝ち、マリノスが引き分け以下ならば順位は逆転する。先方の事は云々考える必要はなく、ただ、勝つ事だ。 前節、久々に敗北した訳だが、リーグでは4試合続けて得点ゼロ。何とも味わい深い状況だが、それでも勝ち点3を獲得して

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    naoswave 2011/12/03
    いよいよ最終節!
  • しつこく五輪代表について: 武藤文雄のサッカー講釈

    少ししつこく、五輪代表について考察を続けます。講釈師流邪推の連発ですよ、あくまでも。 エルゴラとダイジェストの五輪代表記事は、このシリア戦に相応の高い評価を与えている。その論調は、同点にされた後に勝ち越した事を「成長」「収穫」と捉えている。しかし、戦闘能力がより高いチームが、後半半ばに追いつかれ、そこから突き放すのは、サッカーでは当たり前の事。さらに言えば、この五輪代表は昨年のアジア大会制覇と言う実績が証明するように、元々勝負強いチームなのだ。ヘマな試合展開で突き放し損ねた、あるいは同点にされたのを、戦闘能力差で勝ち切った事を、今さら誉めるのは、かえって彼らに失礼ではないのか。 もう1つ、ダイジェストは「清武、原口をA代表に取られ、主将の山村を負傷で失いながら」と書いていたが、これもなあ。関塚氏は自ら敢えて、大前、茨田、青木、金崎、小野、柴崎と言ったタレントを選考外にしているのだ。やや人材

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    naoswave 2011/12/01
    なんでこう毎回楽しく読めるのか不思議。
  • 深刻な五輪代表: 武藤文雄のサッカー講釈

    五輪代表は、非常に苦しい試合ながら、国立でシリアに重要な勝利。この手のタイトルマッチはとにかく結果が大事なので、当によかった。当によかったのだが... 内容は最低としか言い様のない試合だった。 日選手の技術、フィジカルはすばらしい。すばらしいのだが、あまりに判断力が低いのだ。この判断力の低さは、先日のマレーシア戦でも見られたが、何ら改善されていない。ここまで、あまりに稚拙で愚かな試合展開を見せられると、そしてマレーシア戦以降それが何ら改善されていない現実を考えると、何かしら絶望的な想いに囚われてしまう。 とにかく前に前に急ぎ過ぎなのだ。 中盤なり後方で、ボールを回すのと、縦に急ぐのとのバランスは、常にサッカーにおける重要な課題だ。安全サイドのために、ボールを回してばかりいると、およそ迫力のないサッカーになり、結局その回したボールを奪われて速攻をらったりするなど、ロクな事はない。だか

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    naoswave 2011/11/29
    たしかにバタバタして押し込まれてたりもしてだったなあ。次の試合も要チェケです。
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