ブックマーク / hannarimango.hatenablog.com (46)

  • 枝垂れ桜はこんなに綺麗なのに - はんなりマンゴー

    来る人、去る人の増える季節。惜しまれながら送り出されている人が、内実はカウンセリングアウトと呼ばれる退職勧奨だったりもして内情を知る立場にあると、「辞められてしまうなんて残念です」なんて常套句も上辺だけの偽善的な言葉になり、言えなくなる。部門間の諍い、降格、不意な評価、極め付けはなどでの就業不能。組織が大きいと散見される。そういうのを見続けながら、自分の腹の底に屈とした何かが溜まり続けている気がする。 今の組織内での評価なんて転職先では誰も知らないだろうし、プライドと自己満足の問題に過ぎないかもしれないし、人生という大局から見たら瑣末。社内での出世や評価に充足と幸せを見出そうとするとロクなことにならないと思っている。 (朝、会社への道を遠回りして立ち寄った桜) 仕事と私生活の両立、自らの限界の見極めという視点で考えさせられることが最近、周囲に多い事情がある。 例えば、過労やストレスで

    枝垂れ桜はこんなに綺麗なのに - はんなりマンゴー
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    naoto0211 2018/03/30
  • 高円寺中野 ニューヨークスタイルミートボールの「ノスタルジアカフェ」 - はんなりマンゴー

    中野と高円寺の間、早稲田通り沿いに1月末に開店したカフェレストラン「ノスタルジア カフェ」 床はコンクリートのタタキ、インダストリアル調の家具が揃う。 壁はニューヨークサブウェイスタイルのタイル。棚は鋳鉄の金具を使ったもの。中野と高円寺の間、早稲田通りと環七の交わるあたりというのはカフェやレストランに乏しい地帯でこのようなオシャレで開放的な雰囲気の店は少ない。祝日の昼から満席の賑わいだった。 売りはミートボール950円。追加200円でオンザライスにしてくれる。オンザライスにしなければ4個のミートボールでは腹は膨れなさそうだ。 ハーブの効いた、ブラックビーンチリソースのミートボール。私の想像した味とは違い、なんだかアメリカべる異国情緒溢れるミートボールの味。 ほかにサンドイッチも豊富らしい。珈琲やレモネードなんかを頼むと昼でも客単価2000円は達してしまうのでそのような期待値で来た方が

    高円寺中野 ニューヨークスタイルミートボールの「ノスタルジアカフェ」 - はんなりマンゴー
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    naoto0211 2018/03/23
  • 注目の団地再生「高円寺アパートメント」 と焙煎こだわりカフェ「ジュールベルヌ」 - はんなりマンゴー

    以前、書いているが久しぶりに来たら前よりもさらに魅力的になっていたので備忘に書いておく。 カウンターは以前と変わらない佇まい。 しかし客席が中央に大きなテーブルがあって見ず知らずの客同士が向かい合うのではなく、奥行きの浅いテーブルで壁や窓を向いて座る配置に変わっていた。中央には2人がけのテーブルが3つ。そしてソファ。 セピア色の樹々の写真パネルも以前はなかった。これも世界観を壊すことなく眺められる視線の先となって落ち着く。 頂いたのはコスタリカのシングルオリジンの豆をフルシティ(中深煎)したもの。ヘーゼルナッツのような、ハチミツのようなまろやかさの感じられるフレーバーだが無論、砂糖なんぞ入っていないブラック。飲みやすく、香りが楽しめて旨い珈琲だ。 前回は中煎で苦味が物足りなかった。今回は中深煎なのか。私の気分や体調の気まぐれかもしれないが、中深煎の今回はかなり好みで満足な味。 焙煎士の腕前

    注目の団地再生「高円寺アパートメント」 と焙煎こだわりカフェ「ジュールベルヌ」 - はんなりマンゴー
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    naoto0211 2018/03/22
  • 満足のいく鹿鉢、鹿絵沓鉢、そして禍々しい団子蟲鉢。他 - はんなりマンゴー

    パリ出張中に焼成され窯出しされていた。 今週末は教室はないのだが気になって見に行ってしまった。出来上がりを見ながら何を植え込むか考えたい。 雌雄のツガイのような雰囲気だとしても角があるからには両方とも雄ということになる。大きく歪む事なく耳が破損することもなく無事焼き上がった。マットな焼締の質感といい、珍しく満足のいく焼き上がり。鹿シリーズは思う通りになってきたので嬉しい。いっそのこと7頭ぐらいの群れにしても良い。 偶然に耳の縁だけが焦げるという奇跡。なるほど、耳の縁だけ希釈した釉薬を塗って意図的に焦がすのも可能なわけか。さらにディテールにこだわる道が見えた。 植え込む部位はお尻に大きく開いた穴。何を植えたら良いのか、とても難易度が高いものを作ってしまったかもしれない。「銀月」が頭の中に真っ先に浮かぶ。底は浅いので根張りに支障はないだろうか。「緑亀」のような品種のほうが合うか。 立った鹿に

    満足のいく鹿鉢、鹿絵沓鉢、そして禍々しい団子蟲鉢。他 - はんなりマンゴー
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    naoto0211 2018/03/21
  • 最近の話題映画「ウィンストンチャーチル」「スリービルボード」「ブレードランナー2049」「デトロイト」「バリーシール」「キングスマン」「はじめてのおもてなし」「シェイプオブウォーター」「砂と霧の家」 - はんなりマンゴー

    「Darkest Hour ウィンストンチャーチル ヒトラーから世界を救った男 」☆☆☆☆ 「Three Billboards Outside Ebbing, Missouri スリー ビルボード」 ☆☆ 「Blade Runner ブレードランナー2049」 ☆☆☆ 「Detroit デトロイト 」☆ 「American made バリー・シール アメリカを嵌めた男 」☆ 「Kingsman Golden Circle」 ☆ 「The shape of water シェイプオブウォーター 」☆☆ 「Murder on the Orient Express オリエント急行殺人事件」 ☆☆ 「Willkommen bei den Hartmanns はじめてのおもてなし」☆☆☆ 「砂と霧の家」 ☆☆ 「Darkest Hour ウィンストンチャーチル ヒトラーから世界を救った男 」☆☆☆☆

    最近の話題映画「ウィンストンチャーチル」「スリービルボード」「ブレードランナー2049」「デトロイト」「バリーシール」「キングスマン」「はじめてのおもてなし」「シェイプオブウォーター」「砂と霧の家」 - はんなりマンゴー
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    naoto0211 2018/03/20
    チャーチルは観たいですねー
  • パリでの発見、気づき、トリビア、雑感 - はんなりマンゴー

    帰国した。時差ボケにやられて夜中の3時から寝られないのでパリの発見や学びや雑感を書き散らす。 91年のヴィンテージで34,510€。450万円ぐらいか。mlあたり6,300円以上ということは金1gよりも高い。 新車でプリウスを買う金でこのロマネコンティが買えちゃうなんて。 もしくはこのロマネコンティを買う金で新車のプリウスが買えちゃうなんて。 どちらがお得なのだろうね。 シャトーペトリュスが簡単に買える気がしてきた。ロマネコンティに比べたらたったの8019€だし。そういえば過去1年間で日でロマコンのピンドン割りを飲んだ人は何人いるのだろうか。売れた平野ノラ氏には是非、挑戦して欲しいバブルの(負の)記憶遺産。 なるほど、と思った防犯アドバイス。電車のドア付近で携帯電話をいじらないこと。ドアが閉まる直前に奪われて逃げられるそうな。 WiFi完備のタクシーが増えた。客を乗せてるのに延々と家族や

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    naoto0211 2018/03/19
  • サクラ咲ク アネモネ乾ク - はんなりマンゴー

    3月の寒い日は2月の寒い日とは同じ気温でも確かに違うのだな。帰国するともう桜が咲いていた。 椿と書くだけに春に咲く品種がやはり多く、完璧な容姿の花を咲かせていた。私の好みは侘助のような藪椿で出雲大社という品種が一番なのだが、道端でこんな大輪を眺めるのも楽しい。 庭の洋菊はすぐ株を引き抜けそうなくらい根張りが弱かったくせに、葉がまた茂り始めた。今年は茎を切り詰めて小振りに花を咲かせられるだろうか。 その存在感に目を引いたのはアネモネ。 赤い花も乱れ咲くように大輪。タイムラプスで茎が伸びて花が咲いていく様を撮ると、打ち上がっていく花火のように見えるのではないか。誰かそんな動画を作って欲しい。 アネモネの花を収穫。この盛りを過ぎれば痛んで汚れていくだけだろう。 1月の終わりに切って干しておいたアネモネの花がしっかりと乾燥していた。 ドライフラワーにすると花はとても小さく萎み、花色もくすみがち。干

    サクラ咲ク アネモネ乾ク - はんなりマンゴー
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    naoto0211 2018/03/19
  • パリからの戦利品 2018 - はんなりマンゴー

    3年間で4回目のパリ出張ともなると、家族の好みに照らして買うものが定番化してくる。品はラファイエットのグルメ館に行かずともMONOPRIXのチーズや菓子で十分美味しいし、量を買って帰った方が満足感が高い。酒、紅茶、マスタード、生キャラメルは買う場所を選びたいがそれも個人の価値観と嗜好次第だ。 買い損ねて後悔が残るのが、愛犬マンゴー殿への土産。肉大国のフランスなのでウェットタイプの犬用の缶詰なんて良い土産になったのではないだろうか。そういえばホームセンターなどで購入可能な中での最優良ドッグフードメーカーだと私が思っているRoyaleCaninもフランスのブランドだしな。高品質な動物タンパク性ドッグフードはフランスで買うべき愛犬家アイテムかもしれない。 今回の戦利品一部。 ラクレット400g × 2パック カプリチーズ ミニパック ×2 カマンベール 2種 ロックフォールチーズ大 ×2 エ

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    naoto0211 2018/03/17
  • Re:cyclerie @ Clignancourt 美麗植物廃墟ベジカフェ - はんなりマンゴー

    クリニャンクールと合わせて是非訪れたいカフェレストラン。植物、廃墟、アンティーク、ビオ、低環境負荷。これらに興味がある人にはたまらん店だと思われる。事がなにより健康的で腹に重たくなく、美味しいのは嬉しい。 廃線を跨ぐように建つ元駅舎を再利用したリサイクルがテーマのカフェレストラン。 線路の上に架かる外観も痺れてしまう。 現地のパリ人に流行りの店なようで入店に絶えず10人前後の列ができている。 植物好き、グリーンインテリア愛好家には見所豊富な店舗内。 かつての待合室だったであろう大ホールにはかなりの客数を収容できる。 ノートパソコンを取り出して仕事をしている人もいる。スタバでやってる奴はパリでは時代遅ればい。嘘。 煉瓦が剥き出しの壁に木枠、そして植物。勉強になるアレンジの仕方だ。廃墟的素材に鮮やかな貴族趣味の家具を合わせたり、そういう異質さの取り合わせを楽しむのが上手だと思う。 ラム酒に各

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    naoto0211 2018/03/15
  • クリニャンクール蚤の市 - はんなりマンゴー

    クリニャンクールはGaribaldi駅からが安心して行きやすい 蚤の市ではなく実態はアンティークギャラリー街 値段は安くはないがガラクタは少ない マーケット散策をし、ポルトクリニャンクール駅前にあるRe:cyclerieで事をしてから帰るのが効率的なおすすめコース 剥製、絵画のフレーム、椅子、絵レトロポスター、手芸用品、古着なども大理石の彫像や金塗り家具などの高級品も ヴァンヴの蚤の市に昨年行ったのだが、正統派なガラクタ市だった。不揃いの銀器、壊れた家具、汚れた絵画、雑巾のような衣服。 パリで最大規模のフリーマーケット、アンティークマーケットと呼ばれるクリニャンクールに行きたいと思っていたのだが、ネットで検索すると1人では絶対に行くなだの、高確率でスリに遭うだの、散々の評判だった。 今回は観光にも美術館にも興味がなく、パリに来てどこにも行く予定がなく、私のいく先ならばどこでも付いてくる

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    naoto0211 2018/03/14
  • 腹が壊れても食べ続けて10日 パリ - はんなりマンゴー

    腹を壊してもべ続けている。もう、私の何かが壊れている。いや、壊れているのは腹か。 事を抜いて休めば回復するのだろうけれども、波のように朝の時間、昼の時間、夕の時間がやってくる。何か美味しいものをべないと、時間の使い方をしくじったかのように自分自身に対して謎のプレッシャーをかけている。美味しくないレストランで事をとってしまった際には、よくも私の貴重な一を、と心の中で苦々しく思っている。狂ってるな。原始的な生理的欲求に振り回され、への執着に狂っている。それを生き生きとしているというのかもしれない。 - もう牛肉は自宅で真空低温調理に限る - フランスで牛肉をべるならタルタル - 兎は予想以上に大人しい味 - 鶉は美味しい。独特のクセになる風味 - ムール貝は白ワイン蒸しよりもゴルゴンゾーラ - ジャックジュナンはやはり生キャラメル - フランス人もツブ貝をべる。美味い。

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    naoto0211 2018/03/12
  • ランス世界遺産 大聖堂のヴォールトを作陶したい - はんなりマンゴー

    ランスのノートルダム大聖堂は第一次世界大戦時になんとドイツ軍の空爆に遭い、屋根や梁が大破したのだという。この件でドイツに対するフランス国民の憎悪が膨れ上がったとも聞く。日人からしたら鎌倉の大仏や八幡宮を空爆で破壊されるようなものだろうか。 1211年に着工し、建築資金に課された重税に対する反乱に合ったりしながらも1475年に完成。実に260年以上も掛けて作ったのだから、徳川家康が天下統一を果たしてから江戸幕府の大政奉還まで1つの建造物を作り続けたことになる。その構想力、それだけのものを作るために搾取できる王権の正当性と信仰への狂信が凄い。 正面のファサードの石像も所々が破損したままになっており、名残が見て取れる。 薔薇窓の壮麗さは流石だ。よくぞこんな巨大構築物を作り上げたものだ。しかし感動が起きない。パリのノートルダム寺院を見た後だととても似た寺院という印象で終わってしまう。ステンドグラ

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    naoto0211 2018/03/11
  • ランスでシャンパン探し - はんなりマンゴー

    ランスへ。Reimsと綴ってランスと読む。ますますフランス語は私を遠ざける。 ランスはシャンパーニュ地方の中核都市で、パリ東駅からTGVという新幹線でたったの45分という近郊。駅前にうじゃうじゃとシャンパン蔵が犇めいているだけでなく、世界遺産のサンレミ大聖堂やノートルダム寺院もあるということで足を運んだ。 シャンパーニュを代表するグランメゾンTAITTINGERは3月はまだ閉まっている。 ノートルダム寺院に向かう途中に見かけたG.H.Martelという蔵を覗くと売場は開いていた。36€の色気のあるラベルのシャンパンが2買うと1オマケという日用雑貨のセール品のような売られ方をしている。お得だな。せめてどこかで試飲してから買いたい。 カーブで買う方が安いとも限らない。店によっても値段は違う。そして日曜だと大概の店は閉まっている。 6時間の滞在時間の中で数€の差を惜しんで時間を失っても馬鹿げ

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    naoto0211 2018/03/11
  • オルセー美術館 時計裏レストランと鹿三昧 - はんなりマンゴー

    オルセーは駅舎に留めるには美麗過ぎたのだろう。 かつてここに鐵道路線が引き込まれていたとは想像し難い。 オルセー美術館内にはカフェやレストランがあって席からは巨大な時計越しに外を見ることができる。ちょうど泊まっているモンマルトルのサクレクール寺院が見えた。 もし20年前に戻れるとしたら、まだ結婚もしていない付き合ってる頃の嫁さんと美術館デートして、時計の裏のこのレストランで事をしたい。 オルセー美術館収蔵の美術品の中にも鹿をあちらこちらで見かける。 鹿にも様々な表現があるわけで、自分の好みな鹿の体型とは何か、考えさせられる。 角が生えている牡鹿ですら、鹿という動物はどこか女性的に思えるのは何故なのだろう。

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    naoto0211 2018/03/10
  • オルセー美術館の美人三昧 - はんなりマンゴー

    強烈な刺すような視線。この絵に憑いていると聞いても驚かない。観られるための絵というより、絵の側が人々を見据えている。 ゴッホの近くにはゴーギャン。サマーセット・モームの「月と6ペンス」の世界観の記憶が蘇る。楽園の牧歌的な絵もどれも、情熱的で屈して衝動的な画家だからこそ。感情を抑制しないフランス人的特質は画家には必要な素養なのだろうか。そういえば、京都の「月と6ペンス」という読書カフェは今も健在だろうか。 照らす。 ブグローも沢山。 ストラスブールでブグローの別の作品を拝む機会があったが、図録で見た際には想像できないほど原寸は巨大だ。大広間に飾られていたらそれだけで華やぐ。 甘い色調でロマン主義風だが、煙草を吹かして凛々しいのがフランス式か。Edger Maxence. 写真を超える絵画。 中央の女性、顔が歪んでいることで不思議な印象を残す。若いだけでは滲み出てこない色気というか、こんな歳

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    naoto0211 2018/03/08
  • オルセー美術館 陶芸の可能性 - はんなりマンゴー

    私が作陶に使っている同じ素材で、物理的には似たようなものが作れるはずなのだよな。 大理石をコツコツと削り出した像ではない。こねて、つけて、削って作ったテラコッタだ。 焼締の塑像の可能性は膨大に広がっているはずなのだけれども、全く技能がないのだよな。 こういうテラコッタに地味な釉薬、特に自然釉を掛けて焼いてみたい。 数々のやりたいことの前にはあまりにも時間が少ない。

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    naoto0211 2018/03/08
  • Terrass Hotelの朝食 - はんなりマンゴー

    老いてくると時差ぼけは酷くなるばかりで、初日は21時に就寝したら0時半に目が覚めて朝まで眠れなかった。そして丸一日、5時間ほど喋りっぱなしの1日で疲労困憊。 2日目は22時に就寝し5時に起きた。体が軽い。7時にならないと朝は準備されないので待ち遠しい時間を過ごす。 明るくなってくると目の前にパリの街全体が広がり、堂々としたエッフェル塔が視界に入ってくる。 わざわざ書き留めたくなったのがホテルの朝の美味しさ。プロシュートやらハムやらサラミやらも種類が豊富で朝からワインを飲みたくなる。 チーズも6種類。以前は白カビ、青カビチーズも豊富にあったが今回は見かけない。ブッフェ形式だと綺麗に切り分けられずぐちゃぐちゃになりやすいからやめたのだろうか。 ここのクロワッサンがフワフワ、サクサク、バターの風味も豊かでかつ脂っこくなく大変美味しい。歩いて数分のところにパリのバケットコンクール2連続優勝し、

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    naoto0211 2018/03/05
  • 牡蠣を食べにノルマンディーのエトルタへ - はんなりマンゴー

    パリから北へ210km。ノルマンディーのエトルタまで足を伸ばした。 昨年、映画「ダンケルク」を観たのを思い出す。第二次世界大戦時にフランスまで支援に向かっていたイギリス軍30万人がドイツ軍に包囲され壊滅の淵に追い込まれた。そこをチェンバレンに代わって首相に就いたチャーチルが指揮し、民間船800艘を総動員してフランスの北岸ダンケルクからイギリスへと兵を逃すというもの。 さらには今回の羽田からパリへの機中で「ダークアワー」というこれまたチェンバレン失脚からチャーチルがダンケルクからイギリス兵を救う「ダイナモ作戦」の完遂までの政治闘争を描いた良作を観た。 そうなるとノルマンディーから北にイギリス土を望むこのエトルタの海岸は感慨深い。 エトルタはどちらかというとフランス人が来る場所で中国人や日旅行者は稀だそうだ。夏は海水浴客で賑わうが、冬は静かでのんびりとしている。 玉砂利の浜の両端は小高く

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    naoto0211 2018/03/05
  • モンマルトルに再び - はんなりマンゴー

    パリに到着。こちらは気温0度前後と寒く、前日に大雪が降ったらしい。とりあえずはモンマルトルをぶらつく。 平日の17時だと誰もいない。これが冷え込んでいく夜になると凍えそうなテラス席から埋まっていく。店先が満席でも店内はガラガラだったりするぐらい、フランス人はみなテラス席が好きだ。喫煙者が多いということもある。 絵の挿絵のような、アンティークハウスのような、なんだか教科書的に正しいヨーロッパの店構えだ。 工事現場にですらレベルの高い落書きが施されている。 壁に謎のデスマスクがついていても驚いてはいけない。なにせパリだから。意味はわかってないけれども、「なるほどエスプリだね」などと嘯いておけば良い。 4回目となる定宿と化したモンマルトルのホテル。なんとなく彩りのあるアンティークとモダンポップが混ざった内装は悪くない。周囲の店もほぼ把握しているし、設定することなくiPhonePCもすぐさま自

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    naoto0211 2018/03/03
  • 鬼板習作の窯出し 「百舌に梅」鬼板に1号透明釉のRFが好み。 - はんなりマンゴー

    鬼板の習作からの手応えとしては、 1号透明釉の還元焼成が唐津風で好みだとわかった。鬼板は垂直面よりも平面の方がムラや金属光沢が出やすいように思う。 他の人も殆どの作品は酸化焼成なので、窯一杯に作品が溜まるまで還元焼成は半年近く待たねばならなかったのだが、遂に焼成された。 鬼板という天然で採取される褐鉄鉱を粉末にし水に溶いたもので百舌を描いた。弁柄よりも鉄の濃度が10〜15%と低く、ムラが出やすい。そのムラを味わいとして狙った。鬼板の絵付けの上から1号透明釉を掛けたのだが、還元焼成すると透明ではなく白濁して唐津のような陶肌になった。なるほど。勉強になる。 厚く描かれた部分が狙い通り金属光沢となった。羽の細い線も潰れず、体躯の薄塗りも発色して、なかなか満足のいく仕上がり。 ちなみにこれも植木鉢。蓋に描かれた枝の近くに開けられた穴から多肉植物が生えてくる仕組み。 台座をなかなか複雑に作り込んだの

    鬼板習作の窯出し 「百舌に梅」鬼板に1号透明釉のRFが好み。 - はんなりマンゴー
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    naoto0211 2018/02/26