来る人、去る人の増える季節。惜しまれながら送り出されている人が、内実はカウンセリングアウトと呼ばれる退職勧奨だったりもして内情を知る立場にあると、「辞められてしまうなんて残念です」なんて常套句も上辺だけの偽善的な言葉になり、言えなくなる。部門間の諍い、降格、不本意な評価、極め付けは鬱などでの就業不能。組織が大きいと散見される。そういうのを見続けながら、自分の腹の底に鬱屈とした何かが溜まり続けている気がする。 今の組織内での評価なんて転職先では誰も知らないだろうし、プライドと自己満足の問題に過ぎないかもしれないし、人生という大局から見たら瑣末。社内での出世や評価に充足と幸せを見出そうとするとロクなことにならないと思っている。 (朝、会社への道を遠回りして立ち寄った桜) 仕事と私生活の両立、自らの限界の見極めという視点で考えさせられることが最近、周囲に多い事情がある。 例えば、過労やストレスで