行政のデジタル化のグローバルな潮流をつくったのは、英国のGDS(Government Digital Service)という組織だ。米国のUSDSや18Fは、GDSに刺激されて出来たし、最近、日本からたくさんの人が視察に行っている(その成果はいつでるのかな...)。 このWorking at GDSという映像を見ると、いろいろ感じることがある。 デジタルサービスをワイワイガヤガヤ作っている、どうやったらよいユーザー経験が提供できるかを第一に考えている、デザイン思考を日常やっている、などなど。GDSは2011年に設置され、2015年には500人の所帯になっている。 これを念頭に、デジタル化を進める残り3つの要素を見ていく。 3. Set technical standards 標準化について、マッキンゼーのレポートが、ピラミッド組織で官僚的な行政機関で難しい課題としているのがアジャイル開発。