国民生活センターは26日、靴のかかと部分にローラーが付いた「ローラー付きシューズ」の事故例などを発表。履いた本人や避けようとした人がけがをする事故が増えているとして、注意を呼び掛けている。 ローラー付きシューズは、助走してつま先を上げると、靴に付いたローラーでローラースケートのように滑ることができ、小学生を中心に人気。センターには平成14年度以降、30件近くの相談が寄せられ、小学生が滑っていて転倒し手首などを骨折したといった事例が目立っている。 また、見た目にはローラー付きとは気づかず注意を引きにくいため、滑っていた子どもにぶつかられたり、よけたりしてけがをした−といった事故も起きている。