急降下する飛行機を使った無重力試験で、会話型ロボット「キロボ」の動作を確認する開発チーム=きぼうロボットプロジェクト提供国際宇宙ステーションに行くことになった会話型ロボット「キロボ」=きぼうロボットプロジェクト提供 【石塚広志】日本語の会話ができる日本製ロボットが、今夏にも国際宇宙ステーション(ISS)に打ち上げられる。会話できるロボットが宇宙に行くのは初めてで、今年末からISSに滞在する予定の若田光一宇宙飛行士と話をする実験などを行う。 このロボットは、トヨタ自動車や電通、東京大、ベンチャー企業「ロボ・ガレージ」でつくる「きぼうロボットプロジェクト」が開発した。身長34センチ、重さ約1キロで、プロジェクトの名前にちなんで「キロボ」と命名された。 音声認識や会話の動作などのほか、遠隔操作で言葉を発したり、人の顔を認識して記録できるカメラも搭載されている。今回は宣伝用の開発だが、宇宙と