運動が肉体面だけでなく認知機能にもプラスの影響を与えることは、これまでの研究でもわかっているが、定期的に運動をしていると創造的思考、柔軟な思考が促進されることがわかった。 オランダのライデン大学、Lorenza Colzato教授の研究グループが、週4回以上運動をしているグループと、まったく運動をしていないグループに、「拡散的思考」と「集中的思考」を試すテストを行った。拡散的思考とは、1つの問題に対して、できるだけ多くの解決策を考えること、集中的思考とは、1つの問題に対して、正しい答えを導き出すことを指す。拡散的思考のテストでは、ペンの使い道をできるだけ多く考えてもらい、集中的思考のテストでは、一見、関連性がない3つの言葉に共通する要素を考えてもらったところ、定期的に運動をしているグループのほうがテストの成績がはるかによかった。 では、運動をしていなかった人が体を動かせば、テストの成績がよ
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