東京五輪は28日、テニス男子シングルス3回戦が行われ、大会第2シードのロシアのダニール・メドベージェフが、第15シードのイタリアのファビオ・フォニーニを6-2、3-6、2-6で下し、準々決勝進出を決めた。 2021年7月28日, Sputnik 日本
演出責任者の相次ぐ交代など迷走を重ねた五輪開会式。今回入手した11冊にも及ぶ台本には、その過程が詳らかに記されていた。なぜ、どのようにして、開会式は“崩壊”していったのか。小誌だけが書ける全内幕――。 そのセレモニーは、新国立競技場に1台のバイクが颯爽と走ってくるシーンから幕を開けるはずだった。大友克洋氏の漫画『AKIRA』の主人公の愛車、赤いバイクだ。会場に映し出されるカウントダウンの数字。ゼロになると、中央のドームが開き、ステージに3人の女性が姿を見せる。Perfumeだ。会場には、彼女たちをプロデュースする中田ヤスタカ氏の書き下ろし楽曲が流れている。 Perfumeの出演は幻に終わった 精魂込めて作り上げた210分間のステージが、全世界の人々を虜にし、アスリートたちの背中を押していく。演出振付家・MIKIKO氏と彼女が率いてきたチームにとって、東京五輪の開会式はそんな晴れ舞台となるに
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もうすぐ、7月26日がやってくる。 5年前のこの日、相模原の障害者施設に男が押し入り、19人を殺害。26人が重軽傷を負った。逮捕されたのは施設の元職員の植松聖。当時26歳。「今、やまゆり園で起きた事件の犯人は私です」と津久井署に自首した植松は、「どうしてこういうことをしたのか」と問われ、「世界平和のためにやりました」と答えている。 あの事件から、5年。先月、建て替え工事中のやまゆり園を訪れた。事件の時とは様変わりした建物で、7月はじめには完成したようだが、この国の人の多くはすでにあの事件を忘れてしまったような気がするのは私だけではないだろう。 昨年1月に始まった裁判はわずか16回の公判で終了し、昨年3月、植松は確定死刑囚となった。 なぜ、あのような事件が起きたのか。その解明がなされたとは決して言えないのに、あっという間に終わってしまった裁判と、確定した死刑。植松は第一回目の緊急事態宣言が出
※本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ています 質問に答えるだけで小説を書くためのアウトラインが完成していく小説書き方本『〈穴埋め式〉アウトラインから書く小説執筆ワークブック』がフィルムアート社から発売されました。価格は1800円(税別)。 物語の設定に対する質問に答えていく穴埋め式の小説書き方本 執筆途中で辻褄が合わなくなるような事態を招く前に、物語のプロットをアウトライン方式で作ることを伝授してくれたのが、前作『アウトラインから書く小説再入門』。好評だった前作をベースにした今作は、質問に答えながら物語の道筋を作り上げていくことで整合性の取れた物語へと導いてくれます。 物語のコンセプト作りに必要な「もしも(what if)」の質問から、主人公視点でのブレインストーミングやキャラクターの好感度チェックリスト、舞台設定の弱点強化など、質問の答えを考えるだけでも物語に深みが出てきます
菅義偉首相は7月8日、新型コロナウイルスの感染拡大が止まらない東京都に対して4度目の緊急事態宣言を発令すると発表した。【1】 期間は7月12日~8月22日まで。東京都で新規感染者数が増加する背景には、「新たな変異株、デルタ株の影響がある」(菅首相)という。 インドで2020年10月に発見されたデルタ株は新型コロナウイルスのスパイクタンパク質を構成する452番目のアミノ酸基が「L(ロイシン)」から「R(アルギニン)」に変異したものである。新型コロナワクチンのデルタ株に対する予防効果はどれくらい見込めるのかーー。本稿では最新の臨床研究を紹介する。 まずカナダの研究グループが2020年12月から2021年5月にかけて新型コロナウイルスの従来株と変異株(アルファ株、ベータ株 / ガンマ株、デルタ株)の感染者と従来株、変異株いずれにも感染しなかった非感染者を比較した研究調査を紹介する。【2】 表1の
時の子供たち (上) (竹書房文庫 ち 1-1) 作者:エイドリアン・チャイコフスキー竹書房Amazonこの『時の子供たち』は、イギリスの作家エイドリアン・チャイコフスキーのSF長篇である。刊行は2015年で、2016年にアーサー・C・クラーク賞を受賞している。 それ以上の情報は何も持たず、刊行年的には少し古いこともあって期待するわけでもなく読み始めたのだけれども、いやはやこれには驚かされた。テラフォーミング先の惑星で、人類がばらまいたウイルスにより知性を獲得した蜘蛛の数千年に渡る世代交代史・進化の過程。そして、地球を脱出し第二の故郷を求めさまよう人類という二つの視点から物語は描き出されていく。テラフォーミング、独自に進化した蜘蛛、地球を失った人類、「異質なものとの遭遇」など、要素だけみるとクラシックなSFとも言えるのだが、蜘蛛視点の世界の書き込みが凄く、特異な読み味を感じさせる。 蜘蛛は
とはいえ、ウナギの資源が極めて危うい状態にあるのには変わりがない。図1にあるように、かつて3000トン以上もあった天然ウナギの漁獲量は65トンにまで激減、13年に環境省はニホンウナギを絶滅危惧種に指定した。翌年には国際NGOのIUCN(世界自然保護連合)も絶滅危惧種に指定している。 一昨年に比べれば「持ち直した」11.3トンという稚ウナギの採捕量も、過去には200トン以上だったことから考えればその落ち込みぶりは明らかだ。稚ウナギ採捕量の減少は価格の高騰に直結。03年にキロ当たり16万円だったものが18年には300万円近くにまで暴騰した。現在も132万円と高止まりしている。 関連記事 絶滅危惧のウナギーー横行する“密漁・密輸”がもたらす「希望なき未来」 今年も「土用の丑の日」が7月27日にやってくる――。長年にわたってウナギを初めとした資源管理政策を研究してきた気鋭の研究者が、業界の闇に切り
ハウス食品は、チューブ入り調味料の新製品として、「大根おろし」を8月9日に発売する。大根のシャキシャキとした食感と、すだち香料のさわやかな風味が特徴という。オープン価格で、税別の実売予想価格は125円(40g入り)。 常温流通でも美味しく品質を保つ技術の開発に5年以上かけたという。一部の技術は特許を出願した。 「焼き魚や天ぷらに大根おろしがほしいけど、そのために大根を買ってすりおろして、というのは面倒で悩んでしまう」という人がターゲット。 同社は「大根おろしだけではなく、自分で準備するのは大変でもあると嬉しい食材や薬味を、いつでも手軽に使えるよう今後も製品展開していく」とコメントしている。 関連記事 5年保存できるポテチ、湖池屋が開発した理由 スナックメーカーの湖池屋は26日、5年保存できるポテトチップスを発表した。災害備蓄用として8月2日から一部店舗で限定販売する。参考価格は400円(税
本ウェブサイトは株式会社KADOKAWAの情報を発信する、臨時のグループ ポータルサイトです。 2024年6月8日(土)未明に発生したシステム障害により、KADOKAWAグループ ポータルサイト(https://group.kadokawa.co.jp/)をはじめ、当社グループの複数のウェブサイトが利用できない事象が発生しております。これまでの経緯、現在の状況、今後の対応については、下記「システム障害関連」をご覧ください。 現在システムの保護と復旧に向けて対応を進めておりますが、復旧までの期間、当社の企業情報につきましては、本ウェブサイトにて発信を行っていきます。 復旧次第、本来のグループ ポータルサイトでの情報発信に切り替えます。 このたびは多大なるご心配とご迷惑をおかけし、深くお詫び申し上げます。 This website is a temporary Group portal sit
「擦る」の意味とは 最近、twitter上などで「擦る」という言葉を頻繁に見かけるようになり、なかばネットミーム化しつつあるように見える。 何度も同じ話題・同じネタを繰り返すというような意味だが、主に作品語り・オタク語りをする層が使いはじめているのだ。 ついつい何度も作品の話をしてしまうというようなニュアンスで使われたり、あるいはよく話題にされていることを表現して「擦られている」と使われたりする。 (このような用法は以前から存在していたが、最近になって急激に広まったらしい) 用法 用法について追記。 「体感でプラスのイメージで使われることが多い」と書いたが、利用例は幅広い。 プラスイメージの用法としては ・「このシーン一生擦る」「一生擦るくらい好き」など ・「また擦られてる(笑)」「このシーン擦られすぎやろw」「擦りすぎて草」みたいな「みんな好きやな」系 のようなものがある。 一方、マイナ
昨今、ネットでの誹謗中傷や嫌がらせによるトラブルが頻繁に発生しています。 今回、しがない一絵描きである私自身がPixivメッセージにて 『あからさまではないが、確実にクリエイターを攻撃してくる』 事案に遭遇しましたので、 今後、もしくは今までに同様のことに遭遇した方向けの注意喚起として、その紹介と『やりとりの中で何が起こっているのか』の解説をしたいと思います。 1度目の襲来(ここは比較的平和に終わる) ※メッセージを送ってきた方は、やりとりの後にユーザー名前を変更し、数日後にメッセージも削除してしまっていたので、スクショを公開してもご本人に不利益は無いと判断しました。 やりとりがかなり長いので、スクショは部分的にピックアップしつつ、内容は要約して書いていきます。報復ではなく注意喚起が目的ですので。 実はこの事案、昨年2020年10月と今年2021年7月の2回に渡って発生しました。 私、幸坊
1 いまは2021年7月である。 いま、喫緊の課題は未来である。 未来とは、新型コロナウィルスの国民へのワクチン接種が完了した後のことを指している。 2 私はこの文章を2021年7月4日の夜に書いている。 いま、日本でもワクチン接種が着々と進みつつある。ワクチン供給の遅れや不均衡など数々の問題はあるが、コロナ禍はここ100年間における未曾有のパンデミックなのだから、誰にも完璧な対策などできようはずがない。世界は、そして日本政府は、そして日本の人々は、最大限の努力をし、最善に近い対応を続けてきている。その一つが迅速なワクチン接種だ。日本のワクチン接種は世界に比べて遅れたものの、今年中のどこかの時点で完了するであろう(注1)。だがそれは真のコロナ対策の第一歩にすぎない。ワクチンは感染対策の万能の切り札には決してなり得ない。すでにずっと以前からワクチンがあるインフルエンザでも、毎年世界で数十万人
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