といっても出会いは風俗なんだ。 コロナ禍のころに風俗を引退したオキニとひょんなところで出会ってどういうわけかメシを食いに行くことになってそのまま夜を過ごした。 これってそういうことだろうな?…って思ってお金払おうとしたら「お前馬鹿か」ってグーで腕を殴られた。 おお?違うんか???と戸惑いながらも馬鹿な対応してしまったしこれっきりだな、って思ってたら別れ際に次に会う約束をとりつけられた。 以後、何度か会っている。 いつか怖いお兄さんが出てくるんだろうか?それとも教祖様か??とか半信半疑になりながらも段々と彼女のことで頭が一杯になり始めている。 正直に言うと幸せで心が満たされている。 でも、こんなことがいつまでも続くとは思えない。 これを失ったときのことを考えると耐えられそうにない。 それを考えるとこわくてたまらない。