ギョーザに野菜炒め…自分で料理し食い逃げ 60歳男逮捕 唾液で足ついた 飲食店に忍び込み、自ら作った料理を食い逃げしたとして、大阪府警門真署は7日までに、窃盗と建造物侵入の疑いで、住所不定、無職岩元勝彦容疑者(60)=公判中=を逮捕した。 門真署によると、岩元容疑者は昨年12月~今年6月、大阪、兵庫で少なくとも27店舗に侵入。調理場にある食材や料理道具を使い、炒め物やギョーザを作って食事していたほか、現金も盗んでいた。被害総額は約200万円に上る。 逮捕容疑は昨年12月21日午前1時ごろ、大阪府門真市の居酒屋に勝手口から侵入。もやしやウインナーなどで野菜炒めを作り、食べた疑い。冷蔵庫にあった缶ビール2本も飲んでいた。「金が無く、空腹を満たすためにやった」と容疑を認めている。 食事後は洗い場に食器を放置したまま、逃走していた。食器に付着していた唾液から、岩元容疑者のDNA型が検出され