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ブックマーク / psichiatra.blogspot.com (2)

  • とりあえず俺と踊ろう: 高齢者の物盗られ妄想の診察で気をつけていること

    2014年5月20日 高齢者の物盗られ妄想の診察で気をつけていること 物盗られ妄想のある高齢者の診察では、刑事になったつもりで接するようにしている。何をいつ盗られたのか、犯人の目星はついているのかなどを聞く。これは家族や施設職員と話す時も同じで、絶対に最初から妄想とは決めつけない。特に家族の気持ちとしては、身内がいきなり妄想にとりつかれた狂人のような扱いを受けたら辛いものだ。 少し話がそれるが、高齢者の幻視(レビー小体病で起きやすい)に対しても、何が見えるのか、人なら誰が見えるのか、男か女か、知っている人か、怖くないかといったことを尋ねていく。物盗られ妄想にしろ幻視にしろ、こういう細かいことを尋ねていく過程と雰囲気は、人はもとより同伴の家族の目にも、医師が真摯に向き合っている姿勢が伝わり、以後の関係が円滑になる。 さて、物盗られ妄想に対して薬を処方して二度目以降の診察であるが、人に

  • とりあえず俺と踊ろう: 精神療法面接のコツ

    2012年1月12日木曜日 精神療法面接のコツ 難しかったので時間がかかり、ようやく読み終えた。 印象に残った部分をいくつか引用。 溺れる者を救助するときの責任ある選択とは、まず、救助者自身がしがみつかれて溺れてしまうことを防ぐことである。親子関係で「自立」するためのもっとも有効な方法は親孝行であり、最も効果の薄い方法は家出である。精神科の治療は、はじめ、「浅く」「狭く」 『短く」「軽く」を目指すほうが良い。精神科医の患者への関わりは、はじめ薄味にしつらえて、必要に応じてやむなく濃い味へと進むのが良い。その逆がほとんど不可能である点は、料理に似ている。合奏は、精神療法家にとって良いトレーニングになる。愛宛の出す音を聴きながら自分も音を出し、それも聴きながら両者を調和させようと努める。しかも、その三つを同時進行させるのだから。患者が読むに書いてある情報の中には、患者が勉強すると患者自身

    narwhal
    narwhal 2012/01/15
    「生活上の重大な決定を延期することは、それ自体、人生にとって重大な決定であることが多い」
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