とりあえず俺と踊ろう: 精神療法面接のコツ

2012年1月12日木曜日 精神療法面接のコツ 難しかったので時間がかかり、ようやく読み終えた。 印象に残った部分をいくつか引用。 溺れる者を救助するときの責任ある選択とは、まず、救助者自身がしがみつかれて溺れてしまうことを防ぐことである。親子関係で「自立」するためのもっとも有効な方法は親孝行であり、最も効果の薄い方法は家出である。精神科の治療は、はじめ、「浅く」「狭く」 『短く」「軽く」を目指すほうが良い。精神科医の患者への関わりは、はじめ薄味にしつらえて、必要に応じてやむなく濃い味へと進むのが良い。その逆がほとんど不可能である点は、料理に似ている。合奏は、精神療法家にとって良いトレーニングになる。愛宛の出す音を聴きながら自分も音を出し、それも聴きながら両者を調和させようと努める。しかも、その三つを同時進行させるのだから。患者が読む本に書いてある情報の中には、患者が勉強すると患者自身

[narwhal]

「生活上の重大な決定を延期することは、それ自体、人生にとって重大な決定であることが多い」

[Blue-Period]

『子どもは親の教えるようにはならず、親のようになる。』

[arajin]

「痴呆老人に対するさいは、答えに窮させる状態を引き起こさないように配慮しながら対話してゆく」

[wander1985]

”溺れる者を救助するときの責任ある選択とは、まず、救助者自身がしがみつかれて溺れてしまうことを防ぐこと””関わりは、はじめ薄味にしつらえて、必要に応じてやむなく濃い味へと進むのが良い”

[goldhead]

"患者が読む本に書いてある情報の中には、患者が勉強すると患者自身の治療に役立つ情報もあれば、役に立たない情報もある、中にはかえって治療を妨げる情報もある。"

[anigoka]

日めくりカレンダーにして読みたい

[Nihonjin]

「子どもは親の教えるようにはならず、親のようになる」「家庭内暴力に限らず、一般に、悲しみに支えられていない怒りは持続性をもたない」／神田橋條治かと思ったら神田橋條治だった。関係性の職人芸。