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ブックマーク / somethingorange.jp (2)

  • あなたが落としたのはこの「きれいな多様性」ですか、それともこちらの「薄汚い多様性」ですか? - Something Orange

    先ほど、たまたま母が見ていたYouTubeをいっしょに見たのだが、壮絶な内容で衝撃を受けた。 それは「社会的ひきこもり」の人物を外に連れ出すことを目的としたある団体の宣伝動画で、どうやらその人物の親から連絡を受けてかれを自分たちに施設に連れ出すことを目的にやって来たらしい。 かれらは「30分で決めてください」といって、その男性に家を出て自分たちの施設にやって来ることを迫るのである。 一見すると「ひきこもりの息子に苦しむ親を助ける正義の行為」に見えるかもしれないが、あきらかな人権侵害であり、いい歳をしてほぼひきこもりのような生活をしているぼくには身につまされる内容だった。見ていて息苦しくなるくらい。 たしかに、ひきこもりの問題は重大だろう。そのまま放っておいても解決しないことも事実ではあるだろう。 しかし、だからといってこのような人間の尊厳を無視したやり口で解決できるとはとうてい思えない。

    あなたが落としたのはこの「きれいな多様性」ですか、それともこちらの「薄汚い多様性」ですか? - Something Orange
  • もし、ヒトラーが濡れた子犬を拾っていたら。 - Something Orange

    話題の一冊『検証 ナチスは「良いこと」もしたのか?』を読んでいる。 検証 ナチスは「良いこと」もしたのか? (岩波ブックレット) 作者:小野寺 拓也,田野 大輔 岩波書店 Amazon 「ナチスは「良いこと」もした」という俗論を専門家の視点から批判的に検証したで、とても面白いし、勉強になる。 書では「ナチスは「良いこと」もした」という一種のまぜっかえし的な理屈が取り上げられ、それが歴史学的には端的に「まちがい」といってしまえることを詳細に検証していく。 そうはいってもナチスも「良いこと」もしているのではないかと漠然と考えているような人にとっては刺激的な内容といえるだろう。 歴史一般やいわゆる「歴史修正主義(リヴィジョニズム)」について知りたい方には文句なしにオススメできる一冊だ。 もっとも、「文句なし」というのは少し過言であるかもしれない。 ぼくはナチスやドイツ史について何ら専門的な知

    もし、ヒトラーが濡れた子犬を拾っていたら。 - Something Orange
    narwhal
    narwhal 2023/07/25
    濡れた子犬を拾うことはよいことでもなんでもない。拾ったそれを鍋にして飢えた人間に施せば善行といえるであろうが。 ナチスは人間に対して悪いのである。畜生の扱いが悪いのではない。
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