感染するイボと感染しないイボ 感染するイボについて 感染するイボは一体どのようなものでしょうか。 これは『ヒト乳頭腫ウイルス感染症(ウイルス性疣贅)』といいます。 ヒト乳頭腫ウイルス human papilloma virus (HPV)は75以上の遺伝子型に分類されています。 ウイルスは細菌と異なり遺伝子をもっています。 その遺伝子の型が75以上あり、そのうち 1型 2型 27型 57型がウイルス性疣贅よって皮膚や粘膜にイボを発症させるものとされています。 ウイルスですから、発症までには時間がかかります(潜伏期間といいます)し、ウイルスを保持した方が全て発症するわけではありません。 潜伏期間は六ヶ月から1年、発症する確率は10〜20%とするデータもあります。 そしてウイルス性疣贅はいくつかの病型に分類されています。 そのなかで多いものをご説明いたします。 尋常性疣贅(じんじょうせいゆうぜ