右派系市民団体のデモへの抗議を繰り返す「レイシストをしばき隊」、現在の「対レイシスト行動集団」のメンバーの男が、所有するワゴン車の登録地を偽って申請したとして警視庁に逮捕されました。 逮捕されたのは、東京・三鷹市の職業不詳、松本雅光容疑者(49)で、去年2月、所有するワゴン車について関東運輸局にうその申請をした疑いがもたれています。 警視庁によりますと、松本容疑者のワゴン車は大気汚染を防ぐため都内での走行が法律で規制されていましたが、松本容疑者は登録地を実家のある仙台市と偽り申請していました。 松本容疑者は右派系市民団体のデモへの抗議を繰り返す「レイシストをしばき隊」、現在の「対レイシスト行動集団」の中心メンバーで、活動現場にもこのワゴン車で複数回、参加していたということです。 容疑を一部否認し、「都内で走ってもいいと思っていた」と供述しているということです。