今,米国でちょっとした話題になっているパソコンがある。台湾を本拠地とするパソコン・メーカー2社が米国で相次いで発売したものだ。1つは,小売最大手の米Wal-Martで発売された199ドルのデスクトップ・パソコン。もう1つは300ドルを切るモデルも用意するというノート・パソコンである。 これらはいずれもLinuxなどのオープンソース・ソフトを組み込んでおり,低価格を実現している。最大の特徴は,ネット・サービスを利用することを前提に作られていること。「発想が斬新」と今メディアやネットで大いに盛り上がっている。テクノロジ系ニュース・サイトはもちろん,Forbesをはじめとする有力経済紙も注目している。名前はそれぞれ「ジーPC」と「イーPC」。こちらも斬新だ。 徹底的にWebアプリ Wal-Martがこの10月31日に販売開始した199ドルのパソコンは,台湾First International