HTMLは文書の構造を分かりやすくするため、その内容を「要素」という単位(パーツ)でとらえ、それぞれを「タグ」という記号で識別する仕組みです。HTML要素は「見出し」「段落」など通常の文書の構成要素と同じ考え方になっているので、理解するのは容易です。一般の文書の構造と比較しながら、基本となる要素について見ていきましょう。 目次: 要素とタグ ヘッド要素とボディ要素 タイトル 見出し 段落と改行 ブロックとインライン 文書の基本構造 取り上げる要素: html head body title h1-h6 p br section main header footer article nav aside 要素とタグ 普通、文書はその内容を分かりやすく表現するため、章、見出し、段落などのいくつかの役割を持つ“要素”(部品)を組み合わせて構成されます。HTMLはこのような「要素(element)」