日本料理が「はしに始まり、はしに終わる」ように、西洋料理は、ナイフとフォークの使い方がポイント。まずはそこからスタートして、レストランでの基本的(きほんてき)なマナーまで、マスターしよう。 皿(さら)の右側にナイフとフォークをならべることもある。その場合でも、右からナイフ、フォークの順にならべるよ。どうしてこう置くのか、それは持ち方に関係するんだ。右のページを見てみよう。 ナイフとフォークをじょうずに使えるようになろう 基本の動作(どうさ)は、「右手のナイフで切って、左手のフォークで口に運ぶ」。ナイフは、皿の上の料理を、ひとくちで食べられる大きさに切るために使う。肩(かた)やうでに力を入れずにかるく動かそう。押(お)すときに力を入れると切りやすいよ。ただし、力を入れすぎて、だいじな皿を傷(きず)つけないように気をつけよう。 左手に持ったフォークは、料理をおさえたり、さして食べるとき