NECは2016年6月、CPUとFPGAによる密結合プロセッサで、CPUとFPGA間の高速通信を実現するための開発時間を大幅に短縮できる新たなデータ通信方式を開発した。 CPU上のソフトウェア改変を不要に NECは2016年6月2日、CPUとFPGAを広帯域伝送路で接続した密結合プロセッサで、CPUとFPGA間の高速通信を実現するための開発時間を大幅に短縮できる「異デバイス共通通信方式」を開発したと発表した。 CPUの高速ソフトウェア処理性能と、FPGAのハードウェアを書き換えられるプログラマブル性という2つの異なる特長を併せ持つデバイスを実現するため、FPGAがCPU上のデータに高速アクセスできるよう広帯域伝送路で結合させた「密結合プロセッサ」の開発が進められている。特に、センサー端末などから大量のデータを高精度に分析処理する必要があるIoT(モノのインターネット)向けサーバなどでCPU