2021年はB2B SaaS開発にどっぷり浸かりました。バクラク請求書という経理業務の支払処理に該当するサービスを開発していたのですが、当然のことながら専門業務向けのSaaSになります。 プロダクトマネージャーとしても動いていたのですが、具体的な経理知識が必要になり、経理の方から常にヒアリングを重ねていました。しかし、個社によって事情は異なります。例えば、仕訳の切り方1つにしても教科書的に正しいものと、現場での作業では簡略化して入力するものなどがあり、それらを考えた上での仕訳機能を策定する必要があります。 また、法令改正などの影響によって仕様が影響を受け、ここも理解して開発を進める必要があります。あるべき仕様やペインが何なのか、また法令によってどのような影響を受けるのかを判断できる、経理業務に精通した人間が内部にいる必要を痛感しました。 この内部領域専門家は「ドメインエキスパート」と呼ばれ
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