それなりに人生を長く過ごしていると、どう考えてもゲームかアニメか漫画の中の登場人物にしか思えないような人間に出会ったりすることが稀にある。事実は小説よりも奇なりというやつだが、いや、俺にだってそんな体験あるよという人もいるだろう。 自分自身の実体験として、そういうゲームキャラみたいな人物は放っているオーラからして違う。「極上のオーラ」を纏っているのが目に見えるかのよう。今回はなんとなく、その「極上のオーラ」を纏っている人物と出会った経験を3人分、語ってみたくなった。 一応、どれも約20年前の話と前置きしておく。 まず1人目。彼は、天は二物も三物も与えましたと言わんばかりのステータスだった。 一目でわかる美形と、奇抜なファッションセンス。 具体的に例えるなら、八神庵をビジュアルバンドのボーカル風に細身にした感じだったと思って欲しい。(ストリートファイター3のレミーでもいいかもしれない) 彼は