フランス食品衛生安全庁(AFSSA)は、コロソル(Annona muricata L.)[訳注:トゲバレイシ(corossolier)の実で,生食のほかジュースやシャーベットの材料になる]及びその調製品のリスクについて保健総局(DGS)から諮問があり2010年4月28日付で意見書を提出した。 ポワンタ-ピートル大学附属病院(CHU de Pointe-a-Pitre)[訳注:Pointe-a-Pitreはカリブ海西インド諸島にあるフランスのグアドループ海外県の都市]が1999年から実施している観察疫学調査(observations)により、ある種の熱帯植物の摂取と非定型パーキンソン症候群頻発との関係が浮上してきた。ポワンタ・ピートル大学附属病院によると、グアドループにおけるパーキンソン症状の患者では非定型パーキンソン症候群が70%台でパーキンソン病が30%と、欧州とは反対になっている。 ポ