きょう2010年12月4日、東北新幹線の八戸-新青森が開業した。おとといのワインサロンでA氏と同席した際、鉄道ファンでもある同氏とその話になった。そのときそばにいた船戸陽子女流二段に、 「先生には『あおもり』が『あわもり』に聞こえるんじゃないですか?」 と渾身のジョークを飛ばしたが、全然ウケなかった。どうも船戸女流二段と私とでは、笑いのツボが違うようである。 それはともかく、東北新幹線は1982年6月に大宮-盛岡が部分開業してから、実に28年6ヶ月をかけての全線開業であり、めでたいことである。新聞やテレビでも、きょうはその話題でもちきりだった。 しかしその一方、在来線である八戸-青森の東北本線が廃止になったことは、報道されていなかった。自宅で購読している新聞にも、その記述はなかった。 東海道新幹線や山陽新幹線、東北新幹線(上野-盛岡)、上越新幹線が開業したときは、並行して走っている在来線は
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