ブックマーク / zen.seesaa.net (5)

  • メディア・パブ: 意外なメディア接触時間、TV接触が長い先進国とスマホ接触が長い新興国

    世界中の多くの人にとって、接触時間の最も多いメディアはテレビ(TV)であった。でも先進国では若者を中心に「テレビ離れ」が進んでいるとされている。それに代わって、インターネットメディアが台頭している。特に最近では、ネットメディアに接触するデバイスとして、スマートフォンなどのモバイル端末が爆発的に普及してきている。先進国だけではなくて新興国においてもだ。 ところが、英国のある調査会社の報告によると、TV接触時間の国別ランキングでは上位に先進国が並び、スマホ接触時間のランキングでは上位を逆に新興国が独占していた。「ほんまかいな」と突っ込みたくなる結果である。 この結果は、Mary Meeker氏が先日公開した「KPCB Internet trends 2014」の中でも、紹介された。Meeker氏のレポートの中で利用されているデータは、他の組織で以前公表されたものが少なくない。以下のグラフも、英

  • メディア・パブ: 新聞離れに次いでTV離れが加速化、若者は完全にインターネット依存に

    米消費者が利用する主要ニュースメディアとして、新聞離れとテレビ離れが進み、それに代わってインターネットシフトへ。この流れは10年近く続いており、2009年に少し小休止に入ったものの、昨年(2010年)から再び加速化し始めている。 国内および国際ニュースを得るための主要メディアは何か。米Pew(the Pew Research Center for the People & the Press)が毎年実施している調査結果が新年に公表されたので、まずその結果を見てみよう。調査は2010年12月1日~5日に実施。無作為に選んだ18歳以上の米国在住の大人1500人を対象に電話聞き取りを行った。1500人のうち500人は携帯電話での聞き取りであった。最初のグラフでは、調査対象者に主に利用するニュースメディアを最大二つまで答えさせている。過去10年間の推移が示されている。 目に付くのは、ニュースソース

  • メディア・パブ: 日本の総選挙ニュース,海外メディアがどう扱ったか

    世界の新聞が,日の総選挙をどの程度のニュースとして扱っているかを見てみた。簡単にチェックするには, NewseumサイトのToday's Front Pagesにアクセスすればよい。世界75ヶ国769紙の最新のフロントページが,PDF形式で提供されている。無料で閲覧できる。 日発のニュースとしては久々の大きい出来事なので,幾つかの有力紙でもフロントページで報じられていた。以下にその例を(クリックで拡大表示できる)。 *NYTimes *WashingtonPost *WSJ(US) *WSJ(Asia) *Frankfurter Allegemeine Zeitung(独) *LaTribune(仏) でもこのように日の総選挙ニュースを伝えていたのは,いわゆる高級紙の一部であって,一般紙や大衆紙となるとほとんど報じていない。最近のイランやアフガニスタンの大統領選ニュースに比べれば桁違

  • メディア・パブ: Yahoo!ニュース(その1),なぜぶっちぎりの独走なのか

    Yahoo!ニュースは強い。国内の新聞社サイトと比べて,圧倒的な集客力を誇る。さらにこのほど,売り物のトピックスのソーシャル化を図ることにより,はるか後ろで追走するニュースサイトをさらに引き離しにかかる。 同社の媒体資料によると,Yahoo!ニュースの月間ユニークブラウザー数が平均5660万で,月間ページビュー数が平均35億1000となっている。これは2008年3月~5月末の平均値である。一方,Nielsen Online調査による大手新聞社サイトの月間利用者数は400万人~700万人程度で,月間ページビューは1億前後となっている。 ただし,Yahooが提示するブラウザー数はユニーク利用者数よりも多くなるはず。家庭とオフィスで別々のパソコン(ブラウザー)を利用している人がいるからだ。一方,パネラー形式のNielsenの調査では家庭からのアクセスしか対象にしていないので,オフィスからのトラフ

  • メディア・パブ: Yahoo!ニュース(その2),目玉のトピック記事もソーシャル化を

    圧倒的な集客力でトップを走るYahoo!ニュース。その順風満帆のサイトでも,不安を抱えていた。3年ほど前からソーシャルメディアがすごい勢いで台頭してきたからである。 Yahooなどのポータル系サイトに成長鈍化が見られ始めているのに対し,SNSやブログ,コンテンツ共有(投稿)などのソーシャル系サイトが爆発的に成長してきたのだ。新しいニーズに応えていくには,ニュースサイトもソーシャル化に向かう必要が生じていた。 だが,Yahoo!ニュースは1年半少し前まで,ソーシャル化どころか,ユーザーを囲い込む閉鎖的なサイトであった。それでも,大半のユーザーは満足していたといえる。多くの提携先メディアサイトから調達する大量のニュース記事を,Yahoo!ニュース内でワンストップで閲覧できていたからだ。でも実際には,Yahoo!ニュース内で見られないニュース記事が外部サイトに数多く存在するし,またブログなどのU

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