この夏、映画館はまれに見る活況となった。スタジオジブリ2年ぶりの新作『借りぐらしのアリエッティ』、大ヒットドラマ映画7年ぶりの新作『踊る大捜査線3』、そして夏の定番アニメ『ポケットモンスター』──東宝配給の3作が人気を集める中、さらにその上をゆく大ヒットが生まれた。それが、ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパンが配給した『トイ・ストーリー3』だ。 『トイ・ストーリー』は、1996年に世界初の長編CGアニメーションとして送り出された1作目が興行収入18億円、2000年公開の2作目が35億円のヒットを飛ばした。制作したピクサー・スタジオは、これを起点に『ファインディング・ニモ』や『WALL・E/ウォーリー』、記憶の新しいところでは昨年末に公開された『カールじいさんの空飛ぶ家』などの大ヒットを続け、米国だけでなく日本でもジブリと並ぶアニメスタジオとして認知されてきた。そして、前作から11年ぶり
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