会社の繁栄は、良い人材を獲得できるかどうかに大きく左右される。したがって、企業にとって良い人材を獲得できるかは死活問題である。 どうしたら一流の人を獲得できるのか、私は様々な会社において採用の面接をしながら、いつも考えていた。 もちろん、一流の人を獲得するためには「一流の人」とはどのような人なのかをよく知らなければならない。もっと突っ込んで言えば、「一流と二流の人とを分かつものとは何か」を定義する必要があった。 そこで私は、様々な書籍を当たり、多くの会社の人事にインタビューを行い、経営者に「成果をあげる人物はどのような人物か」を聞き、「一流と二流のちがい」を明らかにするよう努めた。 そして現在は「一流」には条件が三つあると考えている。 1.自ら目標・基準を設定できること 自分で目標や基準を設定できない人物は、一流ではない。自分が目指す到達点やなすべきことを自分で決められる人が、いくら払って