実装コードを中心に、ドメインモデルの設計に対する考え方や改善方法についてまとめた資料です。
![Scalaでのドメインモデリングのやりかた](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/d4a41c8746448b86f3e0ef249a3ed80d8c774afc/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Ffiles.speakerdeck.com%2Fpresentations%2F5c65f5cd2bf64e0394d4298c279741f8%2Fslide_0.jpg%3F11190069)
高速にIDを採番できる仕組みを検討したとき、Snowflake形式のID生成は選択肢のひとつとして有力です。 Snowflakeを紹介する記事は見つかりますが、実際に採用して苦労した話はあまり聞かないため、備忘的に書いてみるエントリです。 Snowflakeとは 1つのIDは64bit(ScalaではLong型)に収まり、ID採番サービスを複数のデータセンターに分散可能かつ高速に採番可能に設計されたID生成の方式です。 先頭ビットにタイムスタンプを持つため、順序があることも特徴のひとつです。 Twitter社がオリジナルの考案者です。*1 github.com カヤック社からSnowflake形式でID生成可能なKatsubushiというオープンソースのソフトウェアがGithubで公開されています。 発表スライドも参考になります。 github.com 他のID生成方式 他にはDBのシーケ
監視という一種マニアックな領域を真正面から解説した貴重な本です。監視で悩む人のみならずシステム開発に携わるすべての人にオススメ。 「全然わからない。俺たちは雰囲気で監視をやっている」 自分はAWS事業本部コンサルティング部所属ということもあって、いろんなお客様にAWSインフラのコンサルティングしてます。最初のインフラ構成設計時に監視の話をすることも非常に多いんですが、 「どうしましょう。CloudWatchでいけますかね?」 「MackerelとかDatadogとかもありますが、どうしましょ。マネージドとの違いは〜」 「とりあえず、ディスク使用率80%でしきい値設定しておきましょうか。みんなそうしてますよ」 とか言っていた昔の自分に見せつけたい本、それが今回紹介する「入門 監視」。 監視設計の原則がよくわかんない メトリクスのしきい値決めるところから監視を考えてしまいがち よく考えずに、い
パラメーター調整用のJavaScriptライブラリ「Tweakpane」について、FlowからTypeScriptに全面移行したので、その理由と所感を。 3行まとめ 業界におけるFlowのマイナーさ・不人気を憂い、調査も兼ねてTypeScriptへ移行してみた 型の表現力自体はそれほど変わらず、周辺ツールのサポートも特に問題なし 複雑だったパッケージの依存関係がシンプルになり、minify後のサイズも小さくなっていい感じ JavaScriptと型 JavaScriptは明示的な型を持たないプログラミング言語です。コードを気軽に書き捨てられる寿命の短い案件ならそれでも問題ないのですが、大規模かつ長期的に保守運用するプロジェクトには正直不向きでしょう。 JavaScriptに型を導入するための選択肢として挙がるのがFlowあるいはTypeScriptですが、それぞれアプローチが異なっています。
Red Hatは、同社が中心となってオープンソースで開発中のコンテナエンジン「Podman」がバージョン1.0に到達したことを発表しました。 Podmanはもともとコンテナエンジンの標準仕様であるOCI対応として開発されていた「cri-o」をベースに開発が始まったとされています。 Podmanはコンテナエンジンの標準仕様である「cri-o」に対応し、現在はDockerとほぼ同じDockerコマンドをサポートし、ベータ版のRed Hat Enterprise Linux 8にも同梱されています。 今回、Podmanが正式版となるバージョン1.0に到達したことで、Red Hat Enterprise Linux 8が正式版となったときにはDockerの代わりにPodmanが標準のコンテナエンジンになるとの指摘もあります。 Podmanのおもな特長は以下です。 Rootless containe
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