ウクライナ侵攻を巡る状況についてロシアのプーチン大統領はロシア側に主導権があると主張し、ウクライナのゼレンスキー大統領も徹底抗戦の姿勢を強調しています。戦闘のさらなる長期化は避けられない情勢となっています。 戦況解説記事はこちらから ▼市民の死者 少なくとも11,520人(国連・8月9日時点) ▼世界各地に滞在しているウクライナ難民 665万5100人(UNHCR・2024年8月19日現在)
「やばいよ、やばいよ」 最初に話が来た時の私の気持ちは、リアクション芸人のそれである。 首相が、私に会いに来るというのだ。 それも世界で注目されている国の首相だ。 何で私に?Why me? でもやるしかない、覚悟を決めた。 (ネットワーク報道部 野田麻里子) その国は、小さな国で人口およそ260万人、大きさは九州くらいである。 経済状況もかんばしくない。ヨーロッパの中でも特に厳しいと言われている。 国名を「モルドバ共和国」といい、この小さな国を世界的に有名にしたのは理不尽なできごとからだった。 それがロシアのウクライナ侵攻。 モルドバ共和国はウクライナの、西隣に位置している。 それ故に侵攻の影響をすぐ受け、ウクライナから避難する人が一時、30万人近くになった。人口の10分の1以上だ。 比較するのはとても変だが、日本に1200万以上の人たちが避難してきたような計算だ。 そうした人たちをモルド
「そもそも、彼らは過去の行状についてどう思っているんですかね」とモノ申すのは、別の幹部職員である。 「今の報道担当理事、報道局長、記者主幹はみんな、安倍政権時代に官邸キャップや政治部長など政治部内の要職についていた人たちです。2012年の第2次安倍内閣発足から、2016年に山口県長門市で安倍さんがプーチン大統領と会談するまで、NHKは『外交の安倍』に利用され続けました」 当時、安倍政権はプーチン大統領にへつらい続ければロシアと平和条約が締結できるという甘い見立てで動いていたが、 「そんな安倍さんの希望的観測を垂れ流し続けていた“戦犯”こそが、今の上層部なんです。彼らは安倍政権の対ロ外交を全面的に肯定し、バックアップしてきた親ロシア派だった。あのとき、国際社会でプーチンがどのように評価されているか深く考えようともしなかったくせに、今更、恥ずかしげもなくウクライナ側に立って、プーチン叩きの番組
2月24日に突然、ロシアがウクライナを侵攻。その日、侵攻直前に、ロシアの国営テレビはプーチン大統領の国民向けの演説を放送しました。 プーチン大統領は何を語ったのか? 演説全文は次のとおりです。 プーチン大統領演説 2022年2月24日 親愛なるロシア国民の皆さん、親愛なる友人の皆さん。 きょうは、ドンバス(=ウクライナ東部のドネツク州とルガンスク州)で起きている悲劇的な事態、そしてロシアの重要な安全保障問題に、改めて立ち返る必要があると思う。 まずことし2月21日の演説で話したことから始めたい。それは、私たちの特別な懸念や不安を呼び起こすもの、毎年着実に、西側諸国の無責任な政治家たちが我が国に対し、露骨に、無遠慮に作り出している、あの根源的な脅威のことだ。 つまり、NATOの東方拡大、その軍備がロシア国境へ接近していることについてである。 この30年間、私たちが粘り強く忍耐強く、ヨーロッパ
北方領土問題でロシア側が日本をけん制する発言をしていることについて、河野外務大臣は、11日の記者会見で見解を問われましたが、記者の質問を繰り返し無視する一幕がありました。河野大臣には、交渉に向けた環境を整えるねらいがあるとみられますが、質問そのものに応じない姿勢には批判が出ることも予想されます。 こうした発言について、河野外務大臣は、11日の記者会見で、記者団から見解を問われたのに対し、「次の質問をどうぞ」と4回にわたって繰り返し述べ、質問には、一切答えませんでした。 そして、記者団が「公の場での質問に対し、そうした答弁は不適切ではないか」とただすと、「交渉に向けての環境をしっかり整えたい」と説明しました。 河野外務大臣は、政府の方針を交渉の場以外で発信することは、よけいな臆測を呼び、交渉のためにならないなどとして、国会でもたびたび発言を控えることに理解を求めていて、今回の対応も、そうした
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