2009年05月21日06:19 カテゴリ ウィルス 病理 インフルエンザで脚光を浴びたreal-time RT PCR 今回のインフルエンザで脚光を浴びたリアルタイムRT PCR: real-time RT PCR(以下rPCR)は、これまでのPCRとどのような違い、利点があるかご存じでしょうか。 PCRはpolymerase chain reaction:ポリメラーゼ連鎖反応の略称であり、ポリメラーゼと言う酵素を用いて、微量にしか存在しないDNAを増幅させ、その目標となる物質が陽性か陰性を判定する検査法です。反応過程は、①まず二本鎖DNAを変性させ、②次にアニーリング:プライマーと呼ばれる目的DNAの上流と下流領域の特定部位のみ反応する塩基が、鋳型DNAに結合、③耐熱性ポリメラーゼ反応:上記プライマーが鋳型DNAと相補的な塩基を持つ塩基が、順次結合する重合反応、であり、目標産物を1
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