グッバイ、ペンローズ 【グッバイ、ペンローズ】果てしないようでささやかなお話。
8月末、ベランダに置いた植物の植木鉢の地面にカマキリの成虫が乗っていた。ゲリラ豪雨が続いていたので近所の公園から避難してきたのだろう。放っておくと植木鉢の植物に登って、逆さまにぶら下がって何日もじっとしていた。私は昆虫を一切触れないが家グモはダニやGの幼虫を捕食してくれるらしいので平気だし、カマキリは爬虫類っぽい顔がついているのでわりと好きだ。 魚肉ソーセージを爪楊枝の先につけて顔の前で上下に振ってみると、最初は警戒していたがやがてモグモグと食べ、自分のカマでソーセージを捕まえて食べた。かわいいやつだと思った。 カマキリのことを娘に教えると、最初は気持ち悪がったり怖がったりしていたが、だんだん自分から近づいて毎日気にかけるようになった。基本的に植木鉢にずっとくっついているので、ソーセージをやったり植物の水やりついでに葉伝いに水を与えたりした。しかし他の昆虫などそうそう来ないベランダの植木鉢
映画『ナミビアの砂漠』山中瑶子監督にロングインタビュー自己責任を押しつける社会に疑問を投げかける。「混沌として怠惰でいることは別におかしくない」 ワガママで暴力的で、口を開けば出まかせばかり。傍若無人な主人公カナを中心として、とびきりエッジィに、けれども細やかに、現代日本をサバイブする若者たちの肖像を切り取った『ナミビアの砂漠』(9月6日公開)。本作は山中瑶子監督やクルーの、“面白いものをつくる”というシンプルな情熱であふれている。その背景にある問題意識や、込めた思いについて、27歳の俊英がいま紡ぐ言葉の記録。 ──5月のカンヌ国際映画祭では、国際映画批評家連盟賞の受賞おめでとうございます。一度カンヌを後にして、パリ旅行中に呼び戻されたんだとか? そうですね。カンヌの喧騒から抜けて、パリに着いたばかりのときに電話をもらいました。「なんかの賞を取ったようです」と。パルム・ドールなどオフィシャ
『映画けいおん!』『映画 聲の形』などの作品でタッグを組んできた山田尚子監督、吉田玲子脚本の新作アニメーション映画『きみの色』が8月30日より公開中。山田が得意とする「音楽×青春」の物語として、すべての観客の「自分の“好き”」を肯定してくれる一作だ。 リアルサウンド映画部では監督を務めた山田にインタビュー。本作で“社会性”を描こうと思った自身の原体験から、画面の色使いや音楽演出の意図を聞いた。そして本作の舞台はなぜ「カトリック系のミッションスクール」だったのか。山田監督がそこに意図していたものとは。 「答えは1つじゃない、なぜなら人の形は1つじゃないから」 ーー公式サイトに掲載されている企画書の文章には、本作で“社会性”を描きたかったとありました。それをテーマに掲げようと思ったきっかけは何だったのでしょうか? 山田尚子(以下、山田):今回の作品で“社会性”、とくに高校生のものさしでの“社会
電撃オンラインアニメ・漫画アニメアニメ『ブルーシード』放送30周年! YouTubeで期間限定一挙公開&カルナバル・バベルなど主題歌含む13作品がサブスク解禁【BLUE SEED】アニメ『ブルーシード』放送30周年! YouTubeで期間限定一挙公開&カルナバル・バベルなど主題歌含む13作品がサブスク解禁【BLUE SEED】文:電撃オンライン 公開日時:2024年09月11日(水) 11:00 最終更新:2024年09月11日(水) 17:26 1994年から1995年にかけて放送されたアニメ『BLUE SEED(ブルーシード)』の放送30周年を記念して、13種の音楽作品のサブスク配信がスタートしました。
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この写真にはショッキングな表現、または18歳以上の年齢制限の対象となる内容が含まれます。 ご覧になる場合にはご了承の上、クリックしてください。 【9月6日 AFP】鎮静剤で妻の意識を失わせ、インターネットで募った男数十人にレイプさせたとして起訴されたフランス人ドミニク・ペリコ(Dominique Pelicot)被告の裁判で5日、被害に遭った妻のジゼル・ペリコ(Gisele Pelicot)さん(71)が証言し、警察の捜査で犯罪が明らかになったことで「人生が救われた」と語った。 本件では、主犯のドミニク被告を含め51人が、ジゼルさんをレイプした罪に問われている。警察は、計92回のレイプが行われ、72人の男が関与したことを確認。うち計51人の身元を特定した。年齢は26~74歳とされる。 フランス南部アビニョン(Avignon)で2日に公判が始まってから、初めて証言台に立ったジゼルさんはドミニ
魚市場とか青果市場に関わる仕事してるけど、ほんとに、勉強できない・知能低い・要領悪い、けど真面目で勤労意欲あるという人たちの、最後の受け皿になってるんじゃないかという時がある。 毎朝、元気に出勤してきて、主に肉体的な労働を言われたとおりにやって、時間が来たら終わり。たまに残業もある。文句多いし、柄も悪いけど、でもまあ問題なく働いてる。 でも、施設改築して、新しく国際標準の衛生規則対応にしたり市場ツアー観光対応したりしようとすると、こういう人たちの働ける場所は狭くなる。やらないといけないことや覚えないといけないルールが増えるから。 現代の社会システムが、要領のいい知能指数高い人材のみを求めていて、単純な肉体労働だけの人材はコストとみてるから、機械か外国人に切り替えればいいって圧力がすごい。それかリスキリングで“使える”人材になってね、という道。そっちに予算が山ほどついてる。 でもさあ、特に賢
「街づくり」はとても複雑なものです。 そこに住む住民はもちろん、商いを営んでいる人、デベロッパー、行政……などさまざまな主体による活動の上に成り立っています。各々の活動はお互いに何らかの影響を与え、結果的にまちという姿で現れます。そう考えると、それらの主体が街づくりを意識することから、本当の街づくりがはじまるのではないでしょうか。 漫画-近年、日本が世界から最も注目を浴びる文化。背景にあるまちの緻密で繊細、圧倒的な描き込みと描写力が、作品の大きな魅力である現実と空想が混在する世界観をつくっている漫画家panpanyaさんに『足摺り水族館』という作品ではじめて出会い、注目していました。 panpanyaさんはまちの断片を継ぎ接ぎしたような世界を巡る漫画を多く描いています。商業デビューから10年、「見たことがないのにどこか懐かしい」と感じられる架空のまちを描いてきたpanpanyaさんの作品は
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「自分の機嫌は自分で取れ」って、ネットで他人相手なら軽く言えるけども、 妻相手に言うのはあまりにも冷血なようでなかなか口に出せない。 でも本音ではそう思ってるし、自分自身も辛いときのメンタルケアを配偶者に求めたことはないし、これからも求めるつもりはない。 自分自身は「自分の機嫌は自分で取る」を幼少期からこなしてきて完璧に身についてるが、 妻はそうでないのかもしれない。家族や交際相手に都度慰められて乗り越えてきたらしい。 甘やかされて育ったんだなと思ってしまうが口には出さない。 比喩でなく「辛かったね〜ヨシヨシ」とされたいらしい。 あまりにも幼児的すぎない?もうすぐ40なのだが。 40のオッサンが40のオバサンを「辛かったね〜ヨシヨシ」ってするの、見てらんなくない? 他の家庭ではよくあるの?最終的に泣き出すから仕方なくヨシヨシしてるのだが。 いや、親が死んだとかじゃないよ。コンビニで嫌な接客
DIC川村記念美術館が休館へ。美術館運営の位置づけを再検討DIC川村記念美術館を運営するDIC株式会社が、美術館運営の位置づけを再検討。2025年1月下旬からの休館を決定した。 DIC川村記念美術館 DIC株式会社(以下、DIC)が運営する千葉・佐倉市のDIC川村記念美術館が、2025年1月下旬から休館することを決定した。 DICは同館とコレクションを保有資産という観点から見た場合、資本効率という側面においては必ずしも有効活用されていないと評価。資本効率の改善を経営課題として掲げる同社としては、社会的価値と経済的価値の両面から、美術館運営の位置づけを再検討すべき時期にあると結論づけ、外部の視点から同社取締役会への助言を得るための「価値共創委員会」を設立したうえで議論してきた。その結果をまとめた委員会から同社取締役会への助言内容が、8月9日開催の同取社締役会において提出された。 価値共創委員
夏バテ気味で食欲が落ちてきた、という方にオススメなのがサッパリと食べられる蒸し料理。長年憧れていたせいろを買って、すっかり蒸し物の魅力にハマってしまったというノンちゃんさんに、せいろの使い方やサイズ感、野菜やお肉の蒸し方をご紹介いただきました。 紹介した人:ノンちゃん コロナ禍で現場を失い、マンションを買ったオタクです。 SNS:@shigoubana_kome/Blog:Süßwasserfische わたしにはいつか絶対手に入れたい憧れの調理器具がありました。それはズバリせいろ!! 蚤の市やボロ市に出かけるたびに手に取っては「手入れが難しそう」「サイズ感とか素材を調べてからにしよう」と悩み続け、結局買わずに月日が流れ早数年。しかし、ある日Xでせいろをおすすめするポストを見かけ、購入欲が一気に加速しました。 蒸したい!! 野菜を!! 肉を! ウインナーを!!! ……と、いうことで手に入れ
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