党本部建て直し検討へ=老朽化に対応、資金難が壁−社民 党本部建て直し検討へ=老朽化に対応、資金難が壁−社民 社民党が党本部ビル「社会文化会館」の老朽化に頭を悩ませている。「部分改修ではもはや対応できない」として、19日に建て直しに向けたプロジェクトチーム(座長・又市征治副党首)の初会合を開く。ただ、所属議員11人の小政党では建設費用の工面は難しく、妙案も期待できそうにない。 地上7階建ての同会館は、東京・永田町の国有地を借り受けて建設され、社会党時代の1964年に完成した。しかし、築46年を経て外壁のコンクリートははげ落ち、耐震強度も満たしていない。これまで改修などでごまかし続けてきたが、「これ以上の継続使用は危険」(幹部)という。 しかし、党の財政事情は厳しい。党員も2万人に落ち込んでおり、主な収入源である政党助成金や個人献金で建て替え資金を賄うのは困難な状態だ。党内では「党本部より