2007年09月14日11:45 カテゴリ書評/画評/品評 書評 - 騙される脳 米山公啓の最新作。 騙される脳 〜ブームはこうして発生する〜 米山公啓 実はこれ自身「脳を騙す」本なのであるが、騙されることが薬になる、そんな本。 本書「騙される脳」は、マーケティングがどうやって人々を「騙して」いるかを米山公啓が独自の視点で論考した本。ここではあえて「神経内科医」とは書かない。なぜなら、本書は医師・米山公啓としての側面が今までで最も弱く、作家、米山公啓としての側面が最も大きな本であるからだ。 目次 まえがき 脳はウワサに騙される 第一章 一大ブームが起きる理由 第二章 あの店に行列ができる理由 第三章 ベストセラーとクチコミの関係 第四章 脳はブランドに騙される 第五章 ゴッホもブランドだった 第六章 病気マーケティング 第七章 健康法にもウラがある 第八章 クチコミに騙されない方法 スルド