【ワシントン斉藤信宏】今回の中間選挙で台風の目となった保守系草の根運動「ティーパーティー」(茶会運動)は、擁立した共和党候補が各地の上院選で民主党候補を破り、影響力の大きさを示した。 「雇用を生むのは政府ではない。起業家や民間企業こそが雇用を生み出すのだ」。ケンタッキー州上院選で当選した共和党のランド・ポール氏(47)は、勝利宣言でも「小さな政府論」を展開。茶会運動を象徴する候補の勢いを見せつけた。予備選では同州選出の共和党院内総務、マコネル上院議員が支持するグレイソン同州務局長を破って上院選に出馬した。 父親は米国の小政党であるリバタリアン党から88年の大統領選に出馬したことで知られるロン・ポール元下院議員。ランド・ポール氏も、「他人の権利を侵さない限り個人の自由は最大限に認められるべきだ」とする「リバタリアニズム」の影響を受け、小さな政府を信奉、民主党候補を大差で破った。 このほか、茶
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